「正解」は無い、あるのは「可能性」だけ

哲学系記事

学生時代をどのように過ごしていたでしょうか?

学校生活は勉強をして成績を上げることが正しい行動とされています。

やれば良いことが分かっている状態…つまり「正解」がある状態でした。

ところが、社会に出れば「正解」は常にあるものではありません。

しかし、人は「正解」を求めてしまうもので、指示待ち人間やマニュアル人間が生まれてしまいます。

妙な言い回しになりますが、世の中で「正解」を求めることは正解ではありません。

今回は「正解」を求めるのではなく「可能性」を探っていこう…というお話です。

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「抜け道」を探すから騙される

何か目標を達成するためには困難に立ち向かい壁を乗り越える必要があります。

しかし、それをやりたくないがゆえに「抜け道」を探してしまいがちです。

大抵の場合、「抜け道」は行き止まりです。
 
本当に壁の向こうへ続く「抜け道」だったとしても高い通行料を取られますし、値段に見合う価値はありません。

問題を避けて通ろうとする情報弱者を「抜け道」に誘いこむ…世の中では当たり前に行われていることです。

ダイエット食品は分かりやすく、もうずっと昔からこの手法を使ってきました。

「簡単に筋肉がバキバキになるサプリ」

「あの芸能人も推奨する○○ダイエット」

みたいな広告をよく見かけるのではないでしょうか?

無茶苦茶な理屈を並べ立て、有名人の信用を利用して効果の無い商品を買わせようとします。

正直、トレーニーからしたら鼻で笑うレベルです。

「川の向こう岸に渡りたい」

という人からお金を取り

「ここが川の向こう岸」ですよ

と言われるようなものです。

ボディメイクは運動と食事、搦め手だとステロイドか脂肪吸引しかないです。

搦め手は副作用があるので、ノーリスクで行えるのは運動と食事の一択になります。

ダイエット食品以外でも、適当に掘った穴を「抜け道」と称して誘いこんだ人間からお金を巻き上げる市場があちこちにあります。

だからといって騙されないように情報を集めても限界があります。

騙されないために大事なことは「抜け道」を探そうとせず、正攻法で問題に挑むことです。

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「特効薬」を求めるから解決しない

「何をすれば泥棒に入られなくなりますか」

私の経歴上、この手の質問は良く聞かれます。

「防犯の確率を上げることは出来ますが、何をしても入る時は入ります」

と私は答えます。

犯罪は防ぐ側より襲う側の方が圧倒的に有利です。

日本は刑罰が科される可能性が高いから犯罪が抑止されているだけで、後先考えずに襲う気があれば首相官邸すら襲えます。

日本では犯罪被害を身近に感じないのでセキュリティはザルになりやすく、一部の犯罪者にとってはイージーモードです。

何をすれば犯罪を防げるかという「正解」は無く、これをやれば問題を解決できるという「特効薬」も存在しません。

世の中と物事は一手で劇的に変わるほど単純ではないのですが、問題の解決は余計な手間と捉えれやすいので単純な方法が好まれます。

しかし「特効薬」に見えるものは「偽薬」です。

解決した気になるだけで、根本的な解決にはなりません。

問題を解決するということは、複雑に絡まった糸をほどくような理解と根気が必要です。

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「正解」にこだわるから動けなくなる

失敗したくない、恥をかきたくない、馬鹿にされたくない。

だから確実なことしかやりたくない。

「正解」にこだわる心理の裏側はこんな感じです。

youtuberが注目を浴びるようになった頃、

「どうすればyoutuberになれますか?」

という質問があちこちで起こったそうです。

動画一本でも投稿すればyoutuberだと思うのですが、彼らが言いたいのはそういうことではないのでしょう。

すぐに有名になってチャンネル登録者が大量に増える方法が知りたいのだと思います。

心理としてはチャンネル登録者が少ない「底辺」と馬鹿にされたくない訳です。

まあ、当然そんな方法は無いので質問者の多くは諦めたのでしょうか。

一から物事を始める時は大体「底辺」から始まります。

そこから経験と思考錯誤を重ねて成長していくものです。

それを馬鹿にするのは何も始めたことの無い人間なので、気にする必要はないと思っています。

そして、経験の多くは挑戦と失敗から得ることが出来ます。

恥をかこうが馬鹿にされようが経験したもの勝ちで、多くの成功者が通ってきた道です。

仮に上手くいかなかったとしても無駄にはなりません。

面白いコンテンツを作れなかったり、集客が上手くいかなかったりしてチャンネル登録数が伸びないことはあるでしょう。

しかし、投稿本数に応じて動画の編集力は上がっていきます。

チャンネルが成功しなくても、身につけた動画編集力で稼ぐことが出来るようになる訳です。

失敗と恥を恐れて「正解」を求めても成功はしません。

むしろ成功に必要なのは失敗と恥という経験…そして、それらを飲み込む覚悟です。

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「可能性」は常に存在している

世界に名だたる大企業でも、初めは成功する保証なんて無かったでしょう。

あったのは「上手くいくかもしれない」という「可能性」です。

世の中に確実なことは無くても「可能性」は無数に転がっています。

会社を起こすこと自体は非常にハードルが低いので、ほぼ誰でも始められます。

ただ上手くいく保証が無いだけです。

「正解」を求める人間はここで諦めます。

「正解」ではなく「可能性」を探る人間は、無数の可能性の中から成功する確率が高いものを選んで挑戦します。

その賭けに勝った人間が成功者と呼ばれるわけです。

では、賭けに負けたら終わりなのかというとそうではなく、失敗した経験とそれまでの積み重ねを糧に生きていくことが出来る。

失敗して恥をかいたとき「何もしなければ良かった」と思う人はいるでしょう。

しかし、その時わりと大事なものを手に入れているものです。

確実に上手くいく「正解」なんて存在しません、あるのは「可能性」だけ。

仮に「正解」があったとして、それに最も近い行動は挑戦であり、最も遠い行動は失敗を恐れて何もしないことです。

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