自衛隊時代の悪ふざけ「バナさん全ロス編」

自衛隊系記事

自衛隊って悪ふざけやイタズラが好きなんですよ(笑)

基本的に厳しい環境なので楽しみがないとやってられないわけです。

閉鎖的な男社会だと必然的に男子校みたいなノリになり、小学生レベルに退化します。

ただ、信頼関係があるから明るい笑いになるのであって、信頼関係が無ければ面白くないかイジメみたいな暗い笑いになってしまいます。

変にプライドが高いと楽しめません。

私の悪ふざけの哲学は「自分すら道化に変える」です。

今回は、そんな自衛隊の悪ふざけについて定期的に話していこうと思います。

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キョロキョロスイッチ

私がよくやってたイタズラです。

後輩がシャワー室に入るのを見かけるとついついイタズラしたくなります。

営内のシャワーは個室になっていてシャワーを出していると外の様子が分かりません。

後輩が入っている間に置いてある着替えを徒手格闘の防具とすり替えるというイタズラをして、どんな反応をするのかを観察していました。

徒手格闘の防具は剣道の防具にグローブがついたような感じです。

一発で異常事態に気がつくわけで、何も知らない後輩は固まったり二度見したりします。

「あ、人ってリアルに二度見するんだ」

と私と先輩はゲラゲラ笑っていました。

後輩が助けを求めたら着替えを持っていくのですが、たまに予想外な奴もいます。

ある後輩は全身びっしゃびしゃのまま防具をフル装備で出てきて、ケツ丸出しで第一声が

「バスタオルどこっすか~?」

だったので

「いや、そこじゃないだろwww」

「第一声それなん?w」

と総ツッコミが入り、みんなで笑い転げました。

また、間違って先輩に仕掛けた時は先輩が全裸のまま追いかけてきて軽く恐怖でした。

そんなイタズラを仕掛けていると仕返しもされたりするわけで、私がシャワー室を出た時はロボコップの衣装が置いてありました。

当然ながら引けません。

「テテテテーテー↑、テテテテー↓」

とテーマ曲を口ずさみながらロボコップの真似をして出ていきました。

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アダ名文化

自衛隊のアダ名はスラングのようなもので、部隊によってニュアンスが変わります。

自衛隊関係の書籍にはバカにするニュアンスで書かれていたりするのですが、微妙に間違いです。

親しみを込めて呼ぶケースが多く、茶化したりフレンドリーなニュアンスです。

エピソードやキャラクターが面白い人につきやすく、ガチで嫌われているとアダ名はつきません。

ポンコツな隊員は端から見て面白い奴が多いのでアダ名がつきやすく、そこから来る勘違いかなと思います。

私の「カエル伍長」もアダ名の一つで、

顔がカエルに似てる

カエル三曹

大声で呼びにくい!

カエル伍長

と変遷しました。

多分「ケロロ軍曹」からも来ていると思いますが、ひねくれたアダ名で結構気に入っています(笑)

ドライアイで目がシパシパしているので、パスタを食べている時に「シパ王」とつけられたこともありました。

空挺部隊から来たゴツい2曹が何故か「ノンちゃん班長」と呼ばれていて、見た目に反して可愛らしいアダ名で笑いそうになります。

しまいには自分のことを「ノンちゃん」って言い始めて、笑いそうになると

「お前笑ったか?笑ったか?」

と圧をかけてくるのでタチが悪い。

また、おっかない先輩が先輩の同期からは「プルプル」と呼ばれていて、笑いを堪えるのにこっちがプルプルして軽く拷問です。

アホだけど好かれている同期がいて、先輩達と海に行った際に砂に埋められて背中に「チ○コ」の日焼けを背負います。

自分から積極的に見せてくるのでアダ名が「チ○ポを背負いし者」、略称が「ポコ○ン」になりました。

普通に考えたらイジメなのですが…信頼関係があって、同期に笑いに変えられる強さがあったからこそ面白いエピソードになっています。

アダ名があるとフレンドリーになりやすいので、重宝することが多かったです。

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バナさん全ロス

前に動画でちょこっと話したのですが、「バナさん」という営内者のオッサンがいました。

バナさんは元々パチンコをやらない人です。

私の部隊は先輩によってパチンコ屋に連行されることが度々あったのですが、バナさんもそのパターンからハマりました。

ある日、バナさんがお金を下ろしている所に遭遇。

先輩に連行される所だった私と同期と後輩は、道連れにしようと画策します。

4人でバナさんを取り囲み

「バナさんもパチンコに行きましょうよ」

「大丈夫、倍に増やせば良いんですよ」

と誘惑します。

「いや、行かないよ~」

「このお金で釣竿を買うからさ~」

と拒否。

面白がった先輩が

「バナさん、釣竿はいつでも買えるけど俺達とパチンコに行けるのは今だけっすよ」

「大丈夫、1パチもあるし漫画も読めますよ」

と説得すると

「わかったよ~、漫画だけ読みにいくよ~」

と言って同行し、全額をスリました。

帰りの道中、「もう行かない!」とプリプリするバナさん。

次の週、バナさんにパチンコをさせようとイタズラする先輩。

バナさんが寝ている枕元にパチンコ雑誌を置いたり、

バナさんが入ったトイレの個室の隣でパチンコの曲を歌ったり、

10万円以上入った財布を見せて「勝ちました」と言ってみたりします。

「やめてよ~」

「もう絶対に行かないからね~」

とバナさん。

その週末、「新台が入るんだよ~」と朝からパチンコ屋に向かうバナさんの姿がありました。

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少しでも楽しめるように

自衛隊は、ブッ飛んだ奴らの相乗効果で奏でるハーモニーが最高に汚ならしくて面白いです。

普通に考えたらアウトだろってことも信頼関係があるから許される話です。

逆に、信頼関係が無い状態で「ノリだから」とやってしまうと事案になります。

人間関係で事案を起こすのは空気が読めない人が多かったです。

自衛隊側はクリーンなイメージを出したがるので、こういう話をされるのは嫌がるのですが…知ったこっちゃない。

入隊者を増やして定着させるためには

「基本的にクソだけど面白いこともあるよ」

と伝えていかないといけません。

真面目でつまらない説明だけじゃ誰も入らないし、バカ話をしないと魅力が伝わらない。

広報官時代は入隊希望者によくこういう話をしていました。

叩かれる時は何をしたって叩かれるんだから、少しでも多く魅力を伝えようと考えていたんですよ。

まあ、それは置いといて。

これから入隊する人達は、変にプライドを持たず信頼関係を結んでいった方が楽しめますよ…というお話でした。

素材提供:壁紙TANKさん

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素材提供:ダ鳥獣戯画さん

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