栄光も挫折もゼロも「過去に塗り替えていく」

哲学系記事

昔の自分や今の自分を嫌だなと思う人もいるのではないかと思います。

私も過去の言動を思い出すと苦笑いしてしまいます。

しかし、過去は過去です。

人間性は過去に遡るほど未熟なものです。

大切なのは今がどうあるか、どうあろうとしているかです。

過去と今、未熟だったり、弱者だったり、卑屈だったり、卑怯だったりするかもしれません。

それらを塗り替えてしまう、または塗り替えていく。

今回はそんな話です。

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過去に塗り替える

警察時代の先輩は、警察官になる前はニートだったそうです。

当時は同級生から散々バカにされ、警察官になった後も

「お前、警察官といっても元ニートじゃんw」

「ニートに守って欲しくないわw」

などと言われていたそうです。

なんとも合理的ではない意見です。

警察官の仕事は元ニートだったら不都合があるわけではありません。

そもそも脱落者多数の地獄の警察学校を卒業している時点で警察官としての資質はあるはずです。

他人の過去を見下して今を見ようとしない人間は意外と多いものです。

ただ、先輩は自分がニートだったことなんて重々承知のことで

「自分には何もないから努力するんだ」

というタイプの人なので、今は未完成という意識を持っていたから特にダメージは無かったようです。

その人間性は尊敬に値します。

「今は自分があるべき姿を目指している状態」というのは凄く良い精神状態だと私は思います。

過去がどんなであろうと、今は未完成であろうと、理想に向かって進んでいるのなら些細なことだ。

馬鹿にされる謂れはないし、自分を卑下する必要もない。

簡単に登れる小山の頂上で胸を張る人より、長く険しい道の途中にある人が劣る訳ではありません。

今がどんなに酷い人間だったとしても、理想に向かって歩き出せば過去に塗り替えていけるものです。

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傷付き疲弊した人

前述の話は【通常】の状態にある場合の話です。

例えば、メンタルダウンした人に

「弱い自分を変えよう」

「未来に向かって努力しよう」

なんて言うのはアホのやることです。

今、傷付いて疲弊しているのなら、まずやるべきことは回復に専念することでしょう。

ただ、落ち込んでいる時は自分を否定しがちです。

そういう人達に伝えたいのは

「今がどんな状態でも構わない」

「立ち直るまでノンビリするのが正解だ」

「何もしなくてもいつかは立ち直る」

「心に力が戻ったら、それまでの自分を過去に塗り替えていけば良い」

「アホの言うことは無視でOK」

ってことです。

今の自分がどんなに嫌でも過去に塗り替えていくことは出来るから、焦らず心に力を溜めていけば良いと思います。

必死に回復しようとするのではなく、「気が付いたら立ち直ってた」ぐらいで良いんですよ。

まあ、欲を言えば【通常】の状態に戻った時、哲学と筋トレに手を出して欲しいなあ…と個人的に思います(笑)

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過去にすがる人

【元警察官】【元自衛官】って肩書きはメチャクチャ便利で、私はよく使っています。

が…正直に言えば他の人が思うほど大した肩書きではないと思っています。

自分にとっては当たり前の話だし、経験してしまえば大して威張れるもんじゃないなと思ってしまうからです。

特に【元】が付くと所詮は過去の話であって、自分の歴史の一部でしかないんですよ。

理想に向かって歩き出していれば、肩書きもまた過去に塗り替わっていくものですから。

同じように肩書きで商売してる人達も、話を聞くと大体はそんな感じです。

しかし、歩みが止まったまま過去にすがりつく人も中にはいます。

学歴、職歴、過去の功績など色々ありますが、大事なのは経験を今に活かせているかです。

「過去に◯◯だったから凄いんだぞ」

で終わっていたら、逆に今まで何をしていたんだと思ってしまいます。

そこで何を学んだのか?

その肩書きから先は成長していないのかと。

どんなに立派な自分の歴史であっても過去にすがると限界はそこまでです。

それよりも、今どこに向かっているかが重要ではないでしょうか。

過去は自分を慰める道具にするものではなく、未来を切り開く道具にした方が良い。

そうしていけば自分がいる場所が小さな山の頂上だったことに気が付くはずです。

そして、もっと良い景色が見える場所が道の先に待っているかもしれません。

栄光だって過去に塗り替えて進んで行くんですよ、人生は。

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