今回は私が日々を楽しく生きるために、特に気をつけているポイントを話して行こうと思います。
ネガティブなマインドは顔に出てしまい、長く放置すると人格が歪んでしまう可能性もあります。
そうなると魅力は激減して人間関係を悪化させてしまい、さらにネガティブになるという悪循環に陥ります。
ネガティブマインドは意識しないと変わらないものですが、習慣になるまで繰り返せば無意識に変えていけるようになります。
「ネガティブ」を笑い飛ばす話をしていきましょう。
笑いながら愚痴を言う
人が聞きたくない話のトップクラスに君臨するのが【愚痴】です。
誰かの愚痴を聞いていると暗い気分になりエネルギーを吸いとられて疲れるからです。
言う側は一見スッキリするように見えますが、愚痴によって暗い快楽を得ておりネガティブマインドを増長させてしまいます。
愚痴を言い、自分の言葉を耳で聞き、さらにネガティブになる。
しかも快楽を伴うため依存性があり、隙あらば愚痴を言うようになってしまいます。
誰も得をせず、全体的にエネルギーを低下させてしまうわけです。
しかし、嫌なことや辛いことがあった時は愚痴を言いたくなるものです。
なので、愚痴の言い方を変えましょう。
まず、暗い話にするのではなく、笑い話になるように愚痴を構成します。
「自分にはこんな辛いことがあった、最悪でしょ?可哀想でしょ?」
という話にするのではなく
「この前さwこんなヤバいことあってさwいやホント辛すぎてアワワワってなったわーw」
みたいに愚痴の内容を初めから笑える話として人に話すわけです。
言う側も聞く側もポジティブな気持ちで終われるし、「楽しかった」という気分になれます。
特に職場内の人間の愚痴をネガティブに行うと、職場全体に嫌悪感が波及してしまうため要注意です。
愚痴を笑い話にすることに慣れると、話しながら自然と笑えるようになります。
そして誰かの愚痴を聞く時も自然に笑い飛ばせるようになるので、相手もつられて明るくなっていきます。
笑いながら愚痴を話す習慣は職場のストレス値を下げて明るくするのでオススメです。
憎しみを笑い話にする
「復讐は何も生まない」
と言う人もいますが、私は二つの理由から感情に頼らず、機械的に、さっさと復讐すべきと考えています。
一つは自衛の手段として「報復があるぞ」と知らしめるという理由。
もう一つは心に憎しみを残さないという理由からです。
やっぱり反撃するとスッキリするんですよ。
しかし、復讐が出来なかった場合は心に憎しみが長く留まってしまいます。
この憎しみも愚痴と同様に笑い話に変えてしまえば
「どうしようもない奴がいたなあw」
というレベルに落としこむことが出来るようになります。
必ずしも誰かに話す必要はなく、自分の中で人に話すイメージで笑い話を構成するだけでも効果的です。
憎しみによっては消化するまでに長い時間がかかったりするもので、私自身もなんやかんや消化しきれていない話もあります。
それでも憎しみを思い出したら、笑い話に変えるという作業を繰り返していきましょう。
憎しみで思考する時間が奪われるのは非常にもったいないですから。
苦労した話は笑いに変えるとウケる
「とある地域課巡査のデスマーチ」という記事が思いのほか人気があり、蛙書楼に移行した後も結構なPVを稼いでいます。
これも普通に話すと「警察官の仕事ってクソだな」と思われてしまうので、笑い話に変換して書いたものでした。
誰かが苦労した笑い話は結構ウケるんですよ。
それが自分の経験なら話しやすいし誰も傷つかないので後味も悪くない。
「可哀想そうな自分の話」
にしておくのはもったいないです。
そのままだと聞く方も嫌だし、自分もネガティブになってしまいます。
笑い話に変換すれば、苦労した経験があるほど笑い話のストックが増えて周りを明るく出来る。
苦労した経験を愚痴って誰かのエネルギーを奪うより、誰かを笑わせる話に変えてエネルギーを生み出す方がよっぽど建設的だと思いませんか?
これは【ギブ】の精神なんですよ。
ネタにするというマインド
例えばコミュ障の人は
「自分が変に思われていないか」
「上手く話せない」
みたいにネガティブに考えがちで、結果的に変わった行動をとってしまったりします。
ただ、そのコミュ障エピソードって面白いんですよ。
笑い話としては高いポテンシャルを秘めています。
あるコミュ障の人が、バイト先の店長の差し入れでブラックの缶コーヒーを貰ったそうです。
しかし、その人はブラックが飲めなかったのですが、店長に
「ブラック飲める?」
と聞かれて
「えっ、あっ、だ、大好きです!」
と答えてしまい、それ以降は差し入れされる度にブラックコーヒーを気合いで飲み続けたそうです。
苦手な事を隠すためにブラックコーヒーについて勉強し、嫌いなのにコーヒー通になり、周りからも無類のコーヒー好きと思われるようになったとか。
気がついたらブラックコーヒーが普通に飲めるようになり、むしろ好きになっていたという話です。
「努力の方向性おかしいだろw」
と笑ってしまったのですが、当時の本人は至って真剣だったそうです。
変なことをしてしまったり、恥をかいたり、失敗したとしても、それらはネタになるんですよ。
深刻に受け止めて
「自分は駄目だと」
ネガティブにならずに
「ネタにしよう」
と思えば良い。
すぐに切り替える事が出来なくても良いです。
時間が経てば、いつかは笑い飛ばせます。
ネタにするというマインドを持っていれば、ネガティブなエピソードが武器になるわけです。
嘲笑われるのではなく笑わせにいくというのは、なんとも清々しい克服の仕方ではないでしょうか。
「ネガティブ」は笑い飛ばせば良いんですよ。
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