直感は経験の産物

哲学系記事

私は自分の直感をかなり信じていて、その結果トラブルを回避したりチャンスを手に入れたりと非常に役立っています。

私の直感は「直観」に近いものなのですが、説明がややこしいし区別している人もいないので「直感」としています。

直感で動く時、他者から見れば何の根拠もなく理解に苦しむようで

「上手く行くわけがない」

と言われることが多々あります。

直感を分析して得たものを言語化して説明すると理解して貰えるのですが、面倒臭いので普段はあまりやりません。

直感は船乗りが波の間に道を見いだすようなもので、それを説明するには結構な労力を要するからです。

直感の精度が高ければ進むべき道がパッと閃くので非常に使い勝手が良い。

反面、便利なので身の回りの「直感型」は計画性が無い人が多いです。

今回はこの直感について話していこうと思います。

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そもそも直感とは何か?

超常的な能力によるシックスセンスのようなもの…ではありません。

と言いつつ、私も最初はシックスセンスだと思っていました。
 
分析と言語化を何万回と繰り返すうちに、今では直感とは思考のショートカットであると結論を出しています。

知識や経験は普段、脳の奥のフォルダに仕舞われています。

思考する時はフォルダから必要な物を取り出してから考えるのですが、直感はこの取り出して考える作業を省略したものだと考えています。

というのも直感で得たものを分析していくと必ず合理性があり、直感で閃かなくても時間をかけて思考すれば同じ結論に至るということが分かったからです。

例えば、直感で「あ、この人は嘘をついてるな」と感じたとします。

なぜそう感じたかを分析すると、目の動き、虹彩の変化、表情の差、声色、声質、口の端の震え、口の動きの固さ、会話の流動性、会話の指向性、テンション、息の量、呼吸のタイミングなどなど…

それらを知識や経験から比較すると確かに嘘をついている可能性が高い。

途中の作業をすっ飛ばしているため説明が難しいのですが、時間をかけていけば合理的な理由がつくというわけです。

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直感を分析

学校で初めて算数を習ってから数字にどハマりしました。

数学の証明で、内容は合っているのに定型文じゃないと×を貰うことに非合理性を感じて飽きたのですが計算は今でも好きです。

小学生の頃、私は問題文を見てさっさと答えを書いて満足していたので、途中の式を書かないことをよく怒られていました。

仕方なく答えを書いてから問題と答えから逆算して式を出すという作業を行っていたのですが…

段々その作業が楽しくて夢中になり、違うことにも応用するようになりました。

直感を分析して理由を説明するのもこれの応用です。

私の経験上、直感のままだと信憑性が薄いので人を動かす力はありません。

自分一人で完結するならともかく、人を動かす時は合理的な説明をする必要があります。

昔、業界の情報収集で話を聞きに行った時に

「警備員の質が低い」

という問題に対して

「制服を変えた方が良い」

と、私は直感で答えを出しました。

当然「何で?」となるわけですが直感なので即答出来ませんでした。

その理由は「今後の警備業は制服が鍵」という記事を読んで貰えればと思います。

後から分析すれば合理的な説明が出来るわけです。

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直感を鍛える

とは言っても直感は副産物だと思っています。

経験と知識と思考が噛み合った時にパッと閃くものなので、直感を働かせるためにはそれらを脳内にストックしておく必要があります。

膨大な経験と知識を溜め込み、それらについて思考を働かせていれば勝手に身につくものです。

そのためには普段から意識して色々な物事を観察して考察する必要があります。

「どうでもいい」

と思うような物事でも情報が詰まっています。

喫煙所にいた知らないオッサンにタバコをあげたらホームレス生活のことを教えてくれて、その近辺には何時頃にどんな人が来てどんなトラブルがあったのかを聞くことが出来ました。

私がもし探偵業を始めたらホームレスのネットワークを活用すると思います。

近年ではネット上で情報収集することが出来ますが、貴重な情報や信憑性の高い情報は手に入らないものです。

その時には役に立たなそうな経験や知識でも後々役に立つこともあるので、日々出会う物事を深堀して観察し考察することをお勧めします。

それらが直感に変わるわけです。

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