伝える努力

哲学系記事

人とのコミュニケーションにおいて最も重要なポイントは意思の疎通です。

どんなに優れた考えを持っていても、意見を伝えるのが下手だとまるで違うものになってしまいます。

私が記事を書く時も不特定多数の人が理解しやすいように心掛けています。

私は精神構造が特殊ですし、伝わり難い部分もあると思うので理解出来ない所は質問して頂ければ答えます。

今回は自分の意見を相手に伝えるというテーマで話したいと思います。

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難しい言葉

「難しい言葉を多様する奴は馬鹿」

よく聞く言葉ですが、ちょっと説明不足だと思っています。

スキームとかポゼッションとか、ビジネス用語を日常生活で使われたら確かに

「日本語不自由なんですか?」

と聞きたくなるのも分かります。

その場所によって伝わりやすい言葉というものがあります。

「あー、あれなんだっけ、あ、ソリューション」

といった感じでとっさに横文字で出てくることもあるでしょう。

日本語と英語を頻繁に切り替えるような業界だと横文字の方が使いやすかったりもします。

多分、ビジネス用語はそういった業界の影響から始まったんじゃないかなーっと考えています。

しかし、ビジネス用語が広まった原因は金儲けに利用されたからです。

「ビジネス用語が使えないと社会人失格」

みたいな煽り文句でセミナーを開き、どうでも良い用語をあたかも常識のように教える人達が広めたものがビジネス用語です。

だから、積極的にビジネス用語を使う人は、まんまと騙されてる人達でもあるわけです。

しかし、ここまで浸透してしまうと使わざるを得ない場面もあり、個人的には

「ゴミみてえな用語広めやがって」

と思っています。

伝える側は伝わりやすいように考える必要があります。

伝わり難いのは話者の責任です。

だから私は、知らない単語が出て来たら話の腰を折ってでも質問します。

それにビジネス用語は中途半端な英語です。

日本語が話せるのに日本人相手に英語を使うのは確かにアホに見えてしまいます。

ビジネス用語を使う人達もスワヒリ語やラテン語で話されたら困るように、一般的でない言葉を使う方が間違ってますから。

一般的に意味が通じる言葉で話を構成した方が伝わりやすいし、難しい言葉を使わざるを得ない場合も説明を挟んだ方が親切です。

伝わるかどうか、まずはそこが大事です。

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本心を伝える

人間関係では不満を溜め込んでしまう人もいます。

私は不満があるなら言うべきだし、言わないなら自分の責任として自分でなんとかすべきだと考えています。

相手と話し合って妥協点を探るわけです。

私は「察して」という状態が好きではありません。

言葉に出さずに不満を溜め込んで、さらに相手が察しないのが悪いと責任を押し付ける…これは卑怯だと思っています。

だから私は言葉にするように心掛けていますし、察しても無視したりします。

私がモテない理由の一つです(笑)

「察して」という思考は自分の希望を叶えながら、自分には責任も負荷もありません。

これほど楽なことは無いでしょう。

しかし、これに慣れると優しい人達の中でしか生きられなくなります。

コミュニケーションは自分の気持ちや考えを伝える事が何より重要です。

察してもらうことに慣れると伝えるのが下手になり、コミュニケーションも下手になります。

自分に気を配ってくれて、自分の気持ちを汲みとってくれる人としか関われなくなってしまうわけです。

本心を語るのは難しいことです。

相手を失望させたり、怒らせたり、または嫌われたり呆れられたりするかもしれません。

相手に対する恐怖と自分が傷つく恐怖が本心を語れなくしています。

それでも、私は「本心を伝える努力をすべきだ」と敢えて言います。

本心を語らなければ良い人間関係を築けません。

善人からは信用されず、悪人にはつきまとわれて搾取されます。

正直に話して受け入れられないのは仕方ない、関わらないか一定距離を置いて付き合えば良い。

例え自分がクズだとしても…ゲラゲラ笑いながら話し合える同じようなクズが必ずいます。

拒絶はシンプルで構わない、嫌な奴がいたら「うっせえ、近寄んな」です。

最初はそれで良いと思うんですよ。

上手い方法は人生経験を積んでいくうちに身に付けていくものです。

誤解の無いように言うと、私は道徳や気遣いを大切にしています。

しかし、それは本心を伝えることが出来るという前提があるからで、それが出来ないのに道徳や気遣いに縛られるとストレスばかり溜まるだけです。

まず大事なのは正直に話すということです。

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客観的に見る

話をするときや記事を書くときに気をつけるポイントの一つが自分の話す内容を客観的に見ることです。

私も結構やらかしますが、主観的な話って伝わり難いんですよ。

例えば…

私は自衛官を10年やっていたので自衛隊に絡めた話が多いです。

私が分かっていても、他の人には分からないことが当然あります。

「夜の点呼のときに~」

と言われても

「いやいや、それいつだよ?」

「そもそも点呼って何だよ?」

って思う人もいるでしょう。

だから、冒頭に

「自衛隊では隊員がいなくなったりしてないかを確認するために、点呼と呼ばれる集会が起床時と就寝前にあります。」

と説明をつけたりするわけです。

誰かの反応を求めていないなら構わないのですが…

考えを伝えたり、反応を求めたりする場合にゴリゴリの主観視点の話だと相手も困ります。

昔、栃木の那須烏山にある棚田を見に行った時、場所がナビにも出なくて近くのじーさんに道を聞いたことがありました。

「あー、あの曲がった奴かい?◯◯のサトシの畑から××がよく犬連れて歩いてる橋の方に行って…」

何一つ分かりません(笑)

これは極端な例ですが、相手の立場を考えない話は伝わり難いわけです。

意外と軽視されがちですが、伝える努力というのはとても大事です。

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