段取りを良くするのは想像力と思考力

哲学系記事

物事をスムーズに進められることを「段取りが良い」と言います。

仕事の早い人は、段取りが良いことが多いです。

その能力を支えるのは想像力と思考力です。

次の行動を想定して動いているから、動作がスムーズに繋がっているわけです。

段取りの良し悪しは色々なところで差がつきます。

今回はその段取りについて話していこうと思います。

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先を読む

将棋は盤面の展開を予想して打っていきます。

相手の出方を予想し、数手先を見据えて対応していくロジカルな競技です。

将棋のプロになると数十手先まで読むそうで、その想像力と思考力は異次元レベルだと感嘆します。

これは段取りの良さに通じる能力です。

次の行動をあらかじめ想定して、そこに繋がるように現在の行動を決めていく。

将棋のプロのように数十手先を読めなくても、意識すれば一手二手先を読むことは誰でも出来るものです。

例えばカレーを作る時、具材を切ったら次は煮込みます。

だから事前に鍋を火にかけておいた方がスムーズに次の行動に移れます。

こう聞くと簡単な話です。

全体の流れを頭の中でシミュレートして、必要なものは何か、障害になるのは何かを考えます。

具材を切る必要があるし、湯を沸かす必要がある。

しかし、湯を沸かすには時間がかかるから、具材を切るのと同時平行して沸かしておく必要があるわけです。

他のことでも基本的には同じ流れで、そんなに難しいことではありません。

マルチタスクに通ずる能力なので、ADHDや過集中型の人は特に苦手としています。

その他の原因としては、単純に思考停止している場合が多いです。

私も昔は苦手で、「段取りが悪い」とよく言われていました。

日常生活から気をつけていけば少しずつ出来るようになっていくので、何気ないことでも意識して先を読むようにしてみて下さい。

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リスクの回避

段取りの良さはリスクの回避にも繋がります。

帰宅した時、玄関前で鍵を探してバッグをゴソゴソ…ってしてる人いませんか?

これ、防犯上かなり危険なんですよ。

玄関前で鍵を探している間に後ろから犯罪者に忍びよられ、扉を開けた瞬間に突き飛ばされて侵入された事案がありますから。

玄関で鍵を開けるのは決まっている動作なので、先読みが簡単です。

あらかじめ家の近くで鍵を準備していれば、スムーズかつ安全に帰宅出来ます。

また、トラブルの際の対処も段取りの良さに含まれます。

副案を持つ…最低でも2種類の方法を考えておくことは結構役に立ちます。

例えば電車の遅延。

振替路線は混むし、遠回りになることも。

電車が止まるとタクシーも捕まらなくなります。

なので、あらかじめ余裕を持って移動したり、別の手段を用意しておくと安心です。

都内だとレンタルサイクルに登録しておけば緊急時にサッと使えるので便利ですよ。

想像力と思考力が上がるほど想定外の事態は減っていきます。

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読書で想像力と思考力を鍛える

人間には自分を基準に考える癖があります。

例えば、思考停止してる人は他人が頭を使っていることに気が付かなかったりします。

だから段取りの話をすると

「そんなこと考えている人はいない」

と突っぱねられるときもあります。

そういう時の私の回答は

「うるせえ、頭使え」

です。

自分がそうだからといって、他人を勝手に見くびるなと。

実際、効率良く仕事を回している人は自然にやっていることですから。

段取りの良さ…その原点となる想像力と思考力を鍛えるために、私は読書をオススメします。

但し、字を追って内容を暗記する読み方では効果はありません。

語られる情景を想像して、なぜそうなったか、作者が何を伝えようとしているかを考えながら読むことが大切です。

何百冊も読めとは言いません。

一冊一冊しっかり考えながら

「ああ、そうそう」

「そうかなあ、自分はこう思うな」

「なるほど、だったらあれはこうかもしれない」

「まてよ、じゃあこの場合はどうなるんだ」

などと自分の意見を出しながら読んでいく。

「へー、そうなんだ」

で終わっていたら、ただの暗記です。

本の価値は知識だけではありません。

読み返す度に違う角度から考えたり、一回目で気づかなかった意味に気づくこともあります。

どの本が良いとは言いません。

私が読み返す本はローズマリー・サトクリフという作者の「剣の歌」という歴史小説だったりしますが、毎回得るものがあります。

読んでいる途中で考え事が始まる本は大事にした方が良いですよ。

その本は想像力と思考力を鍛えるのに向いています。

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