「怒り」を適切に扱うための手段

哲学系記事

怒りは突発的で凄まじいエネルギーを持った感情です。

怒りの最中にある時、冷静さを保てる人はあまりいません。

しかし、怒りそのものが悪いという訳ではなく、ギリシアの賢者アリストテレスも

「然るべきときに怒る人間は賞賛される」

と話しています。

問題になるのは然るべきときではないタイミングで怒ることであって、人間関係の破綻や犯罪などの原因となってしまいます。

今回は、怒りを扱うという話をしようと思います。

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怒りを知る

人間には、体を動かそうとする交感神経と、体を休めようとする副交感神経があります。

活動したり休養を取ったりするために、この二つの神経がスイッチしながら体の状態を決めています。

怒りは交感神経が活発な状態です。

やる気がある時と同じくらいの活動エネルギーを生み出します。

そのエネルギーを無理に抑え込むのは難しく、激しい怒りであればまず無理です。

怒りは、何かが引き金となって起こるエネルギーの流れです。

だから、怒りを抱いてしまったらエネルギーを消費しなければいけません。

そのため、物に当たったり、大声で叫んだり、間が悪いと暴力を振るってしまったりするわけです。

どういう訳か人は、よく使う感情ほど抱きやすくなってしまうもので、怒ることが多いほど怒りやすくなります。

逆に全く怒らないと、上手く怒ることが出来なくなります。

理不尽な目にあった時に上手く怒れないと、相手に対する恐怖心や気持ちの落ち込みが優勢になってしまいます。

だから、怒りを完全に無くすことは害になるので上手に扱うことが重要です。

そのために

●無駄に怒らないようにする

●怒りの方向を反らす

ということが必要になります。

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無駄に怒らないようにする

自分がどんな時に怒りを覚えるか、これを知ることが重要です。

無駄に怒らないためには、自分が怒りを抱くものを選別する必要があります。

私の場合、理不尽と不誠実に対する怒りは必要なので残し、それ以外の怒りは無駄なので排除するようにしています。

例えば、わりと多くの人は物事が上手くいかないことに対して怒ります。

上手くいかないことには必ず原因と結果があるものです。

だから予想をして緊急時の対策や予防策を練っておくことで怒りを回避出来ます。

大事な待ち合わせに向かう途中、電車が動かなかったら怒る人もいると思います。

しかし、電車という移動手段は事故や災害に左右されやすく、遅れる時は遅れるものです。

早く出発して待ち合わせ場所付近で時間を潰したり、あらかじめ違う移動手段を用意しておけば焦ることも怒ることもありません。

電車が止まるとタクシーも混みます。

そういう時は、レンタル電動自転車に登録しておけば気軽に使えるのでオススメです。

ちょっと脱線しましたが…自分が怒る物事に対して考察すると、怒らないために必要なことが分かってきます。

話の通じない人に対して怒りを抱くなら…

そもそも理性的な人間は少なく、人間は基本的に非合理で感情的な生き物だという事を理解する。

それを考察し、前提にして生きる。

誰かの失敗に腹を立てるなら…

自分も失敗して迷惑をかける時があるから、相手の失敗も受け入れるというマインドを持つ。

むしろ失敗をカバーする方が信頼関係を構築しやすいからメリットを取る。

思慮深いほど無駄な怒りから解放されるので、やはり哲学は生きるのに必要なものです。

また、前述の通り、人は良く使う感情ほど抱きやすくなります。

私は喜怒哀楽のうち、楽を意図的に増やすようにしています。

変な行動をする人がいたら、その人に怒るのではなく面白がるようにしています。

過去の記事でも紹介したりしていますが、マウントや見栄などの承認欲求で行動する人は、冷静になって観察すると面白いものです。

私は楽の発動に慣れ切っているので、変な行動を見た瞬間に笑いが込み上げてしまいます。

笑い上戸になりつつあるので、真面目な意見にも笑ってしまったりと若干の問題はありますが(笑)

まあ、怒りというのは基本的に予防するもので、そのための下準備が大切というわけです。

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怒りの方向を反らす

そうは言っても怒りを抱いてしまう時があります。

その時は怒りのエネルギーを何かに向けなければいけません。

発散しなければ長時間体内に留まり、精神や肉体を消耗します。

その間は冷静な判断も出来ません。

だからといって暴力を振るったり無関係の人に八つ当たりしたりするのはマズイですし、お客さんにキレ散らかすのもトラブルになる場合があるでしょう。

人を前にした時に怒れない場合、私は全身に力を入れます。

首から下全てに力を入れると一時的に意識が反れますし、少なからずエネルギーを消費します。

それで場を凌いだら、手近にある頑丈な物をブン殴ります。

そのため、クライアントによってはナックルガード付きのグローブを携行しています。

八極券をやっている人は、地面を強く踏み込む「震脚」という動作が良いと言っていました。

相手への返事をクソデカくすると良いという人もいましたね。

エレベーターを使わずに、階段を全力で走って消費する人もいるようです。

何でも良いから自分に出来ることで一時を凌ぎ、速やかに発散する方法を用意するわけです。

自由に時間が使える時なら簡単です。

怒りを抱いている時に頭を使うような事は出来ません。

だから体を動かすのが一番です。

私は怒りを抱いたらジムに行って、ウェートトレーニングのデッドリフトをやります。

デッドリフトは凄まじいエネルギーを使うので通常時にやったらヘロヘロになるのですが、怒りのエネルギーを合わせると普段より上がったりします。

運動するのが嫌いな人でもランニングシューズとウェアを用意しておいた方が良いです。

「運動めんどくせえ」

と思っている人でも、怒りのエネルギーに満ちている時は運動にぶつけやすいです。

手軽にやるならランニングや自重トレーニング、本格的に発散したいならウェートトレーニングや格闘技でも良いですね。

怒りをプラスに使えるのでオススメです。

まあ、カラオケで大声を出すとかでも良いですし、とにかく体のエネルギーを消費するなら何でも良いです。

大事なのは変な方向に使って周りの人を傷つけたりしないことですから。

だから、エネルギーを消費せず冷静さを失う飲酒による発散はオススメしません。

あとは…私は怒りのエネルギーを争いに利用したりしています。

…が、この使い方は必要な人が少なく、大多数の人には無用どころか害になる話なので有料記事で出してます。

有料記事https://note.com/kaerugocho/n/n7becee8a35d2

ここまでの話を読んで、知ってる話もあったと思います。

知ってるけど出来ないという人は、怒りの原理を理解していないことが多いです。

やり方を聞いても、なぜそれが必要でそうなるのかをよく理解していないと出来ないものです。

だから、出来ないと諦める前に深く考察して下さい。

手軽に簡単に怒りをコントロール出来たら誰も苦労はしません。

しかし、難しくても上手に扱う方法はありますから。

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