他人は思い通りにならない

哲学系記事

よくある勘違いとして

「他人を変えられる」

「または、変わるはず」

というものがあります。

自分の望むように他人をコントロールしようとする人が一定数いて、その心理は未だに理解し難いものです。

群衆心理を使って民衆をコントロールすることは可能です。

ネットやSNSが普及してもテレビの嘘情報に踊らされる人はいますから。

しかし、一個人が一個人を操ることは…まず不可能です。

今回は他人は思い通りにならないという話をしていこうと思います。

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人には自由意志がある

私は善であろうとすること、自分の道を拓くこと、圧力に屈せず強く生きることが良いと考えています。

それが楽だし合理的だからです。

かといって、他人に「絶対にこうしろ」とは言いたくないんですよ。

人にはそれぞれ望む生き方があって、それをねじ曲げられるのは不幸だからです。

例えば、武士のような主君に忠誠を誓って死力を尽くす生き方。

私はやりませんが、矜持があって良いと思います。

「人や社会のマイナスにならなければ良いんじゃない」

結局はこれに尽きるのかなと思います。

人は生きてるだけで他人や社会に迷惑をかけるものです。

だから迷惑をかける分、どれだけ還元出来るかという話なんですよ。

だから「絶対にこうしなければならない」という生き方は無いわけです。

ただ、深刻な悪影響を与える人に対しては

「てめえ、ふざけんなよ」

と思うので、私は争います。

悪影響が無いなら、清く正しくニートをやっている人を無理に更正させる気はありません。

ブログという媒体は任意で閲覧出来るので、強制力が無いのが良いところです。

「世界の片隅で哲学を語るオッサン」

というスタンスも気にいっています(笑)

自由意志というものは、他人には曲げられないものです。

脅迫をしたとしても、従わない人の方が多い。

圧力をかけて従わせても、心の中は従いません。

だから「ああしろ、こうしろ」というのは賢い方法ではないわけです。

行き詰まっている人には、その人に無い選択肢を与える。

選択に困っている人にはメリットとデメリットを説明する。

いわゆる「導く」というやり方が、相手の意志を尊重していて私は好きです。

仕事になると「やれ」と言わざるを得なかったりしますが…

まあ…仕事をやるのか、やらずにクビになるのも本人の選択です。

働かずに給料だけ貰うという選択肢は、そもそも存在しないので。

逆に、「退職は許さないし仕事もやれ」というブラック企業のやり方は完全に自由意志を奪うものです。

結局、恨みを買って大きな問題になったりします。

なんにせよ、人の自由意志を甘くみると痛い目に遭うので気をつけましょう。

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人を従わせたがる人

自衛隊時代にキャバクラ嬢に説教する先輩がいました。

キャバクラに来ながら

「こんな仕事してたらいけない」

と矛盾したことを言っていたようで、よく自慢をしていました。

この手の人は「説教してくれる良い人」に思われたいという願望を持っているのですが…

相手からすれば鬱陶しいにも程があるでしょう。

先輩は…お目当ての嬢と付き合いたかったようで、やたら口説き方を相談されていました。

その中で

「先輩は彼女がキャバクラで働いていても気にしないタイプなんですね、意外です。」

という私の感想に対して

「いや、絶対嫌だよ。」

「付き合ったら普通、辞めるでしょ?」

とのこと。

「いや、辞めないと思いますよ。」

と返したら

「え、それは駄目でしょ?」

「彼氏がいるんだから辞めさせる」 

この人、彼女出来ないだろうなあと思いました。

先輩は相手の意思を尊重する気が無く、自分の都合に合わせてもらいたいわけです。

「散々お金を使ったんだから、向こうもそれぐらいするべきだ」

と考えていました。

しかし、お金は先輩がキャバクラで楽しむために使ったものなので、相手には何の責任もありません。

まあ、そもそも付き合うわけがないのですが。

先輩は極端な例ですが、自分の都合と価値観で

「お前はこうするべきだ」

と言ってしまう人は結構いるものです。

私も、意図せず言ってしまってから「あっ」て自分で思ったりします。

相手からすれば知ったこっちゃない話です。

よく分からん価値観に従うよりは、その人と離れた方が遥かに楽ですから。

「自分はこうじゃないと気が済まない」

という不満は、自分で解決するような問題です。

相手を従わせて、その解決を押し付けるのは…ちょっと無理があります。

これはyoutuberや小説家・マンガ家の世界でも悩みの種になるようです。

自分の思い通りにならないことに癇癪を起こして、その配信者に当たる人がいるんですよ。

ゲームの実況だったら

「ああしろ、こうしろ」

物語の作者には

「こういう風にしろ」

と命令するわけです。

配信者からすれば「知らんわ」という話です。

私も記事を書いていたら、そのうち言われるのかもしれませんね。

人は正当な理由がないなら人に従う義理はないんですよ。

だから、相手を従わせるのは難しい。

他人を変えようとするよりも自分を変えた方が簡単で、生産的な行動です。

しかし、自分を変えるのではなく他人を変えたくなるのが人の持つ心理です。

自分を変える労力より他人に変わってもらう方が簡単に思えるからです。

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他人を操るサイコパスと騙される人

サイコパスと呼ばれる人達がいます。

物語だと頭脳明晰でカリスマ性のある悪党というイメージがありますが、現実のサイコパスは普通の人と大した違いはありません。

私は賢いサイコパスと普通のサイコパスに分類していて、大半…というか殆どが普通のサイコパスです。

普通のサイコパスは頭が良い訳ではありません。

むしろ、私はアホだと思っています。

利己的で欲望に流されやすく、すぐにバレるような嘘を頻繁につき、無責任でプライドが高い。

表面的には魅力的に見えますが、追い詰められると次々にボロを出します。

自分の嘘や行いで自分の首を締める人も多い。

それが普通のサイコパスです。

彼らは思考停止した人や警戒心の無い相手に限り、コントロールすることが出来ます。

コントロール出来そうな相手を探し、利用して自分の立場を築きます。

自衛隊だと騙される人が圧倒的に多いため、猛威をふるって組織に深刻なダメージを与えます。

責任転嫁や言い逃れも得意なので、自分の考えを持っていない人は簡単に騙されてしまいます。

騙される人達は、相手に気に入られようとしたり、嫌われないように行動する人が多いです。

そこを狙われてしまうわけです。

人に好かれる、嫌われるというのは案外どうにもならないものなんですよ。

しかし、自分の行動によって気に入られる…つまり相手の感情をコントロール出来ると考えてしまう人が多い。

普通のサイコパスが人を操ろうとするように、狙われる人もまた、相手を操ろうとしているんですよね。

魅力のある人物なら、人に好かれる可能性は高くなります。

小手先の行動や言葉で自分を良く見せようとする限り魅力は手に入りませんし、大切にされることもありません。

それが通用するのは、サイコパスに騙されるような人だけですから。

良い人ぶるのではなく、良い人になる。

頑張ってるアピールをするのではなく、頑張る。

強く見せようとするのではなく、強くなる。

人を操ろうとするよりも遥かに生産的な生き方だと思っています。

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