欠けた能力を悲観する必要はない

哲学系記事
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人間は誰しも得手不得手があります。

それは個性と呼ばれるもので、当然のものです。

あれが出来ない、これが出来ないと悲観してしまう人が多く、それは精神面によくない影響を与えてしまいます。

自分を否定してしまわないように、今回は「欠けた能力」について説明していこうと思います。

欠けた能力の変わりに得る能力

よく聞く話ですが、目の見えない人は変わりに聴覚が発達するそうです。

これは一部を別の部位が補うように自然に体が適応したものです。

これは脳や精神面でも同じことが言えます。

私は生まれつき共感能力が欠けていたため、周りの人が泣いたり怒ったりする理由が全く分かりませんでした。

当然ながら生きていくのに非常に困るわけで、子供の頃は苦労しました。

しかし苦労した分、共感能力の変わりに相手の状態を観察して考察する「洞察力」が発達し、今ではそれを頼りに生きています。

また、幼少期より自分の直感を信頼しているのですが、他人からすればそれは根拠が無く信用に値しないものです。

そのまま直感を話してもホラ吹き扱いされるので、自分の直感を分析して言語化して論理的に説明する能力が発達しました。

人は必要に迫られたとき、欠けた部分を補うように何かしらの能力が発達します。

しかし、それは自分の中で当たり前になっているので意識して探さないと分からないものです。 

その隠れた能力は優れていたり特殊であったりとレアな能力である可能性が高い。

能力を認識しているかどうかで、自分に出来ることと出来ないことの判断が変わってきます。

トークが面白い人がその事実を認識していなければ、自分に営業やラジオのパーソナリティーが出来るとは思わないでしょう。

自分に欠けたものがあることに気付いたら、それを補っている能力を探すと新たな自分の価値に気づけるかもしれません。

長所は気づきにくい

短所というものは問題に直面した時に嫌でも目につくので意識しやすいのですが、長所というものは人から誉められたり自己分析を繰り返したりしないと意識出来ないものです。

自衛隊時代にイケメンの後輩がいました。

その後輩はどういう訳か自分のルックスに自信が無かったのですが、よくよく話を聞くと外見を褒められたことがあまりないとのこと。

男子校出身で異性と関わりがほぼ無かったことと、同性からは冗談と妬みもあって否定され続けたのではないかと推測します。

自分の姿は自分にとって当たり前になっているので鏡を見てもなんとも思わない。

否定された経験が多いから多少誉められても信用出来ない。

結果、「自分がイケメンじゃないと本気で思い込んでるイケメン」という面白い状態でした。

逆に「目と鼻と口があるから自分はイケメンだ」と言い張る面白いケツアゴがいたりと、まあ自衛隊は愉快なところです(笑)

話がそれましたが、ルックスという分かりやすい長所があっても何かきっかけが無いと認識出来なかったりします。

長所は一般的に分かりやすいものもあれば、普通の人には理解しづらい概念のものもあります。

長所は自分で気づいていない可能性が高いので、無闇に自分を卑下する必要は無いんです。

能力を伸ばす

生きていくのに困らない短所は何もしなければそのまんまです。

例えば学校の勉強がそうで、成績が悪くてもどうにかなってしまうので何もしなければ成績は悪いまんまです。

努力によって短所を克服する人は本当に凄いと思います。

努力とは嫌なことをコツコツと積み重ねる能力です。

これは適性が分かれ、出来ない人はとことん出来ません。

適性の無い人が努力をするのはあまりにも効率が悪い。

それよりはもっと効率の良い方法があります。

それは好きなことや興味のあることをとことんやることです。

人間は自分がやりたいことなら集中力が高まり、良好なパフォーマンスを発揮します。

勉強嫌いな子供がゲームなら何時間でも出来たりするのですが、ゲームって興味無い人は疲れるのでそんなに出来ません。

社会的にゲームは娯楽と捉えられているため評価されにくい能力ですが、好きなことに高いパフォーマンスを発揮している分かりやすい例です。

人間は努力によって成長するタイプと興味によって成長するタイプがあり、どちらも一長一短です。

努力タイプは幅広い分野で能力を伸ばせる反面、成長率はゆるやかです。

興味タイプは非常に限定的な分野でしか能力を伸ばせないですが、爆発的に成長します。

努力タイプの人が興味のあることをやっても成長率はそんなに変わりません、逆に興味タイプが努力しても成長率は非常に低いです。

なので、自分の特性に合わせて能力を伸ばしていくのが一番効率が良いです。

努力タイプなら幅広く必要な能力を伸ばしていけば良い。

興味タイプなら短所は無視して興味のある分野を徹底的に伸ばしていけば良い。

どちらが優れているという話ではなく、これは才能の形であり、その人の特性なんです。

欠けた能力を悲観する必要はない

以上の話から何かの能力に欠けていても悲観する必要が無いことは分かってもらえたと思います。

無駄にネガティブになっても良いことはありません。

自分はあれが出来ないこれが出来ないと気にするよりは、自分の中の能力を見つけて

「自分はこれが出来る」

と思いながら生きていった方が人生楽しいですし、上手くいきます。

まあ、「その長所がなかなか見つからんのだが」って人もいると思います。

長所は多くの人と接するうちに見つかったりするので、「自分の長所はまだ見つかっていないだけ」と楽観的に構えて色々な経験を積んでいきましょう。

自己分析によっても長所は発見出来たりします。

やり方が分からない人は「エムグラム」ってネットの自己診断ツールを一度使ってみると良いと思います。

自分のことは意外とよく分かっていないものなのでたまには自分と向き合ってみると面白いですよ。

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