自衛隊に向いてる人、向かない人

自衛隊系記事
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私は自衛隊に10年在籍していました。
4年で三等陸曹になり、最後の3年を広報官として過ごしました。

辞めた理由は色々あるのですが、「つまらなくなった」が一番しっくりきます。

このまま部内幹部や曹長になって定年を迎えるよりも、一か八かの挑戦をして成功するか野垂れ死ぬかという生き方がしたくなったという感じです。

私が自衛隊を辞める時、周りから「自衛隊より楽な仕事は無い」「民間は厳しい」「外に出てもやっていけない」などなどネガティブな意見を多数聞きましたが、ある意味正解である意味間違いです。

これは結局のところ人によります。

今回は自衛隊に向いてる人、向いてない人を私見を踏まえて話したいと思います。

間違いなく自衛隊に向いている人

・とにかく自衛隊が好き(兵器や装備ではなく組織)
・自衛隊内で向上心がある(進路や技能の希望など)
・コミュニケーション能力が高い

これらが見せかけではなく本物なら向いています。

過去に広報官として入隊予定者と接してきましたが、多くの人は自分をよく見せようとして演じています。

それを悪いとは思いませんが…入隊した後で自分の足を引っ張ることになるのでやめた方が良いです。

逆に本物なら入隊をオススメします。

自衛隊に在籍していると、自衛隊の装備品はただの道具であることが分かります。

兵器や装備が好きだという理由だと入隊した後で情熱を失います。

しかし、組織が好きで入るのなら多少の理不尽や苦難にもめげずにいられるでしょう。

また、自衛隊にいると周りに流されやすいです。

自衛隊にはやる気の無い人や足を引っ張る人がたくさんいます。

どんなに優秀な隊員だとしても、目標をはっきりしていないと簡単に腐ってしまいます。

そのままだと民間でも自衛隊でも必要とされない人材になってしまうので気をつけましょう。

ただ、あまりにも自分の道を進みすぎると反発を買います。

自衛隊で生きていくなら人間関係は絶対に無視出来ません。

人間関係を無視して袋叩きにされたり、逆に気を使い過ぎて消耗する人がとにかく多い。

自衛隊の人間関係は何というか…原始的なところがあるので、上手く適応出来ずに辞めていくケースは結構あります。

自衛隊内で生き残るためにコミュニケーション能力はかなり重要です。

民間よりは自衛隊に入った方が良い人

・あまり努力せず、何も考えずに生きていたい
・自己管理が出来ない(遅刻、散財など)
・将来よりも今が楽しければ良い

というタイプの人は自衛隊に入った方が良いです。

これは決して馬鹿にしている訳ではありません。

人間はそんなに立派な生き物では無いということは分かっています、キレイ事は抜きにしましょう。

自衛隊はどうしようもない人間であっても、ある程度まともになる組織です。

自発的な努力をしなくても強制的にさせられます。

何も考えなくても人の言うことを聞いているだけで最低限の仕事がこなせなます。

同調圧力が強いので自然に遅刻をしなくなります。

遊びで全財産を使い果たしても衣食住が無料なのでとりあえず生きていけます。

将来のことを考えて努力や自己研鑽をしなくても、毎年一定額給料が上がります。

新隊員教育隊と曹への昇進をクリアすれば適当でもやっていけます。

厳しいところがある反面、とてつもなく甘い部分もある組織なんです。

自衛隊に向かない人

・論理的で大人しい
・自分が悪いと思いがち
・知能が高い

これらは本来なら凄く良い素質なのですが、自衛隊では潰れてしまう可能性が高いです。

自衛隊のコミュニケーションは原始的です。

間違った意見を言っていても声が大きければ通ります。

組織内のヒエラルキーが高ければ大体の事は許されますし、低ければ些細なミスでも罵倒されます。

どんなに間違っていても反論を許されない場面も多く、全力で間違った事をやらざるを得ないことも。

怒鳴り散らせば自分の正当性を主張出来てしまったりと非合理的な部分が多いです。

私の部隊では「怒鳴る、殴る=指導」という古い慣習が強く残っていたので、怒鳴ったり殴ったりするほど良く指導していると評価されていました。

一度「怒鳴りやすい」と思われた人は四方八方から些細なことで叩かれます。

常に自分が悪いと反省できる人はつけこまれて簡単に壊れます。

狡猾な人も多いので、自衛隊で生きていくにはある程度の図太さは必要です。

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