唾を吐かれて言うことを聞く奴はいない

哲学系記事

人は自分が正しいと思いこみがちで、意見が違う相手に対して攻撃的になることもあります。

自分の主張を論理的に説明するまでが自分に出来ることで、正しいかどうかの判断は他の誰かが決めることなのですが…

自分の正当性が認められれば優越感を得られますし、認められない場合は他者依存の自己肯定感を失うので自分の正しさは手放し難いものなんです。

無茶苦茶な理論を堂々と語る人がいるのはそのためです。

論理が破綻している人は、動機がネガティブな感情から来ているので攻撃的になりやすい。

反面、思慮深い人は相手を貶めることにエネルギーを使いません。

無駄だからです。

今回は主張を相手に伝えることの話をしていこうと思います。

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攻撃的な態度は主張の難易度を上げる

例えば、土足で家に入ってくる人がいたとします。

当然、ここは日本なので家主は怒ります。

「おい!土足で家に入ってくるなよ!」

「バカじゃないのか!?」

と攻撃的に相手に伝えたら、今度は相手がムッとします。

強く言われたら自分の非を認めることが難しくなってしまい

「海外では土足文化だ、日本は遅れてる」

「グローバル意識が低い奴め、差別主義者だ」

みたいな屁理屈をこねて反論するようになる。

SNSでも現実でも勃発する争いの原因は大体こんな感じです。

感情的になった相手とはまともに議論が出来ないので、そうなる前に論理的に説得する必要があるわけです。

組織内など力関係がある場所では攻撃的な態度を取っても通用してしまうことがありますが、確実に不和を生み出します。

目的の達成を考えたら平和的に話を進めるのが一番です。

一方、目的の達成とかはどうでも良くて、ただ優越感や知名度を上げたいだけの人達もいます。

そういう人達は欲望のまま行動しているので、初めから話し合いの余地はありません。

【フェミニスト】と聞くと顔をしかめる人もいるでしょう。

昨今では攻撃的で無茶苦茶な論理を展開する人達というイメージが広がってしまいました。

これは誤解があるのですが、真剣にジェンダーフリーを考えてる人達は平和的に活動しています。

己の欲望に忠実な【自称フェミニスト】な方々が荒ぶっているおかげでイメージを悪くしているという…なんとも気の毒な状態になっています。

フェミニストと名乗って何かを攻撃していれば金や知名度を稼げたり優越感を得られるので、おそらく今後も増え続けるでしょう。

しかし、自称フェミニストな人達が荒ぶる限りジェンダーフリーは遠ざかり続けます。

差別を無くすというのは人らしい純粋な思想なので、欲望に利用される今の状況は非常に残念だと思っています。

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無駄に敵を作らない

私のnoteと蛙書楼の目的は世の中を良くすることです。

…と言うと胡散臭いのでもう少し説明します。

今の社会システムは思考力と人間性が備わっている前提で運用されるものです。

しかし、社会全体の思考力と人間性が低下し続けた結果

「人間性の低い人が、思考力の低い人から搾取する」

という状況が当たり前になってしまいました。

そりゃ国力は落ちるし社会は歪みますよ。

小手先でどうこう出来るものではなく、根本的な解決をするなら社会全体の思考力と人間性を向上させる必要があると私は結論を出しました。

私の記事は思考する事と人間性の大切さを伝える目的で書いています。

さらに、理不尽や悪徳に立ち向かう精神の強さも合わせて伝えようとしています。

要するに、真剣に「世の中を良くしよう」と考える人を増やしていく目的があるわけです。

さて、ではどう伝えるかという話なのですが…

例えばSNSの攻撃的な人みたいに

「日本人は馬鹿ばかりだ」

「少しは頭使えよ」

なんて言い放ったら誰が言うことを聞くでしょうか?

むしろ敵に回ると思います。

私はマウントを取りたい訳ではありませんし、思想の灯火を広げていきたいので平和的に活動したい。

となると、冷静に論理的に私の思想を語り続ける必要がある。

無駄に敵を作って目的から遠ざかるようなことをしてはいけないわけです。

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批判と誹謗中傷

批判と誹謗中傷の境界は曖昧になりつつあります。

個人的に批判とは物事の問題点について言及する行為だと考えています。 

物事を理解したうえで論理的に考え、間違っていると思う部分を指摘するわけです。

だから

「なんかよく分かんねーけど政治家が悪い」

「なんか他の人が言ってるから政府が悪い」

という主張は批判とは言えず、ただの誹謗中傷ではないでしょうか。

誹謗中傷はどうかと思いますが、批判は必要です。

全体の利益を損なう行為や不当な扱いに対しては批判すべきとすら思います。

人は完璧に自制することが難しいので、批判されなくなると徐々にタガが外れた行動をとってしまいますから。

ただ、批判するにしても感情に任せて怒鳴り散らせば相手も頑なな態度を取ってしまいます。

上司が部下に対して行えば従わせることはできますが、パワハラやメンタルダウンなど違う問題が発生してしまいます。

批判する場合もやはり淡々と冷静に行う必要があるわけです。

独り言なら自由です。

私も理不尽に対して

「クソッタレがあぁぁぁ!」

と独り言を言ったりします。

しかし、自分の主張を誰かに伝える時は、努めて冷静に行うべきだと思います。

唾を吐かれて言うことを聞く奴はいないんですよ。

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