初手、疑うことが正しい

哲学系記事
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「ネット上の情報は9割が嘘」

と言われている昨今、大げさに思えますがあながち間違いでもありません。

意図的に嘘を書いている場合もありますが、嘘に気づかないまま嘘を書いているケースも多くあります。

wikipediaにも誤りが認められるくらいですし、確実なソースというのは基本的には無いわけです。

だから情報に触れた時にやるべきことは、まず疑う。

今回はそんな話です。

クリティカルシンキング(批判的思考)

クリティカルシンキングとは簡単に言うと

「自分の出した答えを疑うこと」

です。

1930年代のアメリカから始まったことらしいですが…どうでも良いですね、そんなことは。

思考して答えを出すとき、わりと何かの影響を受けているものなんですよ。

例えば感情。

「こいつ気に入らねー」

みたいな感情が結論に影響します。

裁判官だったら無意識に有罪寄りに考えてしまうかもしれません。

真理に近づくなら、自分の出した答えが感情に影響されていないか疑う必要があるわけです。

情報元が正しいかどうかも分析します。

何かを調べる時、ネット検索の一番上に出た記事を読んで結論を出すのは…なんというか雑過ぎます。

人は最初に見た情報を正しいと思い込みがちです。

右翼と左翼に分かれる人の要因が意外とこれだったりします。

「◯◯先生が言ってた」

というのも鵜呑みにしてはいけません。

有名人や立派な肩書きのある人物の言葉を信じてしまいがちですが、彼らも普通に嘘をつくし間違えます。

名のある人物だろうと、どこの誰かも分からない人だろうと、人物の評価が情報の正しさに直結するわけではありませんから。

もちろんこの記事を書いている私もそうです。

私は精査してきた情報と、何千何万と人を観察してきた蓄積と、実践して得た経験を元に記事を書いていますが、それが正しいとは限りませんから。

わりとデマは通る

獲得形質の遺伝という個人的に興味のある分野の話があります。

これは歴史上何度も議論されていて、結論がひっくり返ったりしています。

獲得形質の遺伝とは、勉強して頭が良くなったり、筋トレをしてマッチョになったら、生まれてくる子供にも影響する…という話です。

生きている間に遺伝子が変化するかということですね。

で、今のところ獲得形質は遺伝しないというのが常識なんですよ。

しかし、人は放射線に触れると遺伝子が変化しますから獲得形質は遺伝するんですよね。

ただ、筋トレをしてマッチョになっても、マッチョになる遺伝子にはならない。

都合良く遺伝子を変化させて、思い通りにすることは出来ないわけです。

前置きが長くなりましたが、ここから本題です。

私がTwitterを始めて間もない頃、デマを流したらどんな反応があるのだろうと気になりました。

そこで、上記の獲得形質の遺伝という微妙に分かりづらいデマを流してみます。

「親が筋トレ頑張ると子供はマッチョになりやすいよ」

というような内容です。

予想外にリツイートが多く、わりと拡散されました。

「あ、やっべーやっちったー」

と、引っ込みがつかなくなって焦りました(笑)

結果ですが…ほとんどが肯定意見で、一部

「獲得形質は遺伝しない」

という意見もありました。

しかし、正解にたどり着いた人はいません。

すんなりデマが通ってしまったわけです。

この件から本格的に哲学を普及することを考えるようになりました。

自分に都合の良い情報を信じやすい

「運動と食事制限が痩せるために必要」

「運動と食事制限をしなくても簡単に痩せる」

さて、どちらを信じるでしょう。

前者は体の構造上基本的なことですが、後者はダイエット業界の謳い文句です。

人は自分の願望に沿う情報を信じやすいものです。

今の世の中は「騙された方が悪い」というビジネスが多いです。

人を釣るために魅力的なデマを流すというのが当たり前になってきました。

正しい情報というものは面白みの無いものが多いですし、有益な情報は簡単に手に入ったりはしません。

簡単に1000万円の利益を得られる情報があるとしたら、普通は1000万円以下では売りませんよ。

大きなリターンが見込める相手に恩を売る形で情報を流したりすることはありますが、そのコネも自分にそれだけの価値が無いと手に入りません。

労せずに得られる情報に価値は無いわけです。

こういうことを学校で教えるべきだと思うのですが、多分やらないので地道に拡散していこうと思います。

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