正論ハラスメント

哲学系記事
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正論ハラスメント=ロジックハラスメント、通称「ロジハラ」と言います。

少し前から流行りだした言葉ですが、定義が曖昧過ぎてよく分からない言葉です。

ハラスメント=嫌がらせ…つまり正論を言われるのが嫌だということでしょうか?

正論とは正しい道理の意見です。

正しいことがハラスメントとされるのは個人的に看過出来ない問題なので、今回は正論ハラスメントについて話していこうと思います。

そもそも正論なのか?

正論ハラスメントの例として

「仕事頼んだのにまだ終わってないの?理由は?」

「社会人として終わらせるのが当然だよね?」

というものがあるそうです。

…が、こんなの相手の状況によって変わりますよ。

例えば、過度な残業や休日出勤で心身疲弊の状態の人が出来なくても

「こちとら限界なんじゃボケが」

という話です。

相手の状況を考慮出来てない状態で、「なんで終わってないの?」は正論ではありません。

また、その人の能力を考慮せずに、特殊な技能が必要な仕事を押し付けた場合も上司の問題だと思います。

例えば、ボディビルダーを目指して筋トレを始めたての人に

「ベンチプレス100キロも上がらないの?」

「そんなんでボディビルダー目指すの?」

なんて言う人がいたら、その人がアホなだけで正論ではありません。

大抵のボディビルダーはベンチプレス100キロ未満からスタートしてますから。

状況を考慮せずに、複雑な物事の側面を見ないで一方的な意見を言うのは正論とは呼べないんですよ。

だから、正論ハラスメントの事例はそもそも正論であったのかどうかが怪しいというのが私の見解です。

そもそもハラスメントなのか?

正論ハラスメントに疑問をもっている人が引っ掛かっているのが、この部分だと思います。

「仕事頼んだのにまだ終わってないの?理由は?」

「社会人として終わらせるのが当然だよね?」

という問いに対して、面倒臭くて先伸ばしにしていたとか忘れてたのが理由なら、それは正論だと思います。

仕事の対価として金を貰うのだから、特別な理由がない限りその仕事をやるのが普通です。

労働という対価を払う変わりに給料を貰う契約を交わしているわけですから、仕事をしていないことを突っ込まれるは当たり前ではないでしょうか。

それをハラスメント. . .嫌がらせとは言えません。

正論を言われるのが嫌だからハラスメントだ…という人は仕事に向いていません。

ニートの方が潔いなと思ってしまいます。

自分が嫌だからといって、何でもかんでも嫌がらせになるわけではありません。

とか言ってると、この記事自体を正論ハラスメントと言われそうだなと思いました(笑)

ハラスメントは最後の砦

例えば自衛隊の災害派遣で、今まさに人の命がかかっている状態の時に

「ちょっとタバコ吸ってから行きましょうよ」

と言われたら

「お前、殺すぞ」

と返します。

ですが、日常業務の中で

「ちょっとタバコ吸ってからいきましょうよ」

と言われたら

「そーだね、休憩してから行くかー」

と返します。

必要ない時までガチガチに固いと疲弊しますから。

業務に支障の無い範囲で上手くサボるのは、むしろ必要なスキルです。

それを許容せず、常にガチガチの勤務態勢を強いる上司がいたら…正論ハラスメントと言いたくなる気持ちも分かります。

ただ、ハラスメントって当人の感じ方次第なんですよ。

「勤務中にタバコを吸うな」

と言われた場合、パワハラかロジハラになるそうですが、私の場合

「嫌です、業務に支障無い範囲で吸います」

と普通に答えるのでハラスメントとは思いません。

意志表示をしっかり出来ればハラスメントにはなりにくいわけです。

まあ、やり過ぎると職場イジメとかに発展するから、要領良くやる必要がありますが。

安易にハラスメントにするのは、自分にとって良くないんですよ。

嫌なことがある度にハラスメントだらけになりますし、克服するのが人任せになる。

ハラスメントを訴えるのは弱者の立場です。

それは集団における最後の砦です。 

訴えた後は腫れ物扱いされてしまいます。

その前に意志表示をしたり交渉したり、改善出来る余地があるなら試してみるのが健全ではないでしょうか?

自分の力で越えていけないと、人生は辛いことだらけになります。

逆に乗り越えていけるならハラスメントはとるに足らない問題なんですよ。

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