悪意アレルギー

哲学系記事
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人の悪意が苦手な人は結構いるものです。

メンタルが強い人でも悪意が苦手だったりすることもあります。

悪意を向けられたことが無い人が悪意に弱いのは当然ですが、悪意に慣れていても悪意に弱い人もいます。

私はそれを「悪意アレルギー」と呼んでいます。 

悪意への拒否反応

アレルギーというものは後天的に発生したりもします。

私は若い頃、豆乳が大好きでした。

1日1リットル飲んでいたら…ある時から喉が腫れるようになり、豆乳が飲めなくなってしまいました。

体の許容量を越えるとアレルギーが発症するわけです。

悪意も似たようなものです。

最初は悪意に弱い状態から、向けられるごとに徐々に耐性がついていく。

しかし、あまりにも悪意を向けられ過ぎると精神が拒絶反応を起こすようになります。

普通の人が許容量を越える悪意を向けられることは中々ありませんが、人と違う特性を持つ人は向けられやすいものです。

容姿、価値観、知能、才能など…突出しているか、または劣っていると悪意を向けられやすくなります。

私も極めて変な奴なので、幼少期から悪意にさらされやすかったから悪意アレルギーではあります。

かといって悪意を恐れて自我を殺すのも嫌なので、後述する対策をしていますが…まあ、嫌なもんは嫌ですね。

経験上、悪意を向けてくる相手とは分かりあえないし、しつこく絡まれることも多いから消耗するんですよね。

関わらないように対策するか、潰すしかないから余計な労力を使います。

だから、悪意を向けられると「うへぇ…」と思ってしまうわけです。

悪意を向けられて落ち込むことは誰しもあるでしょう。

それは…悪意に慣れていないか、悪意を食べ過ぎてアレルギー反応を起こしているかもしれません。

メンタルが弱いとかそういう話ではないので

「落ち込むことを気にする必要はない」

と考えています。

悪意を向けられる理由

人に悪意を向ける理由のほとんどが「不安」と「自尊心」に起因します。

共感能力に依存する人ほど、自分と違う人間を否定します。

これは、自分の価値観と違う存在がいると不安になるからです。

不安になると、居ても立っても居られなくなるものです。

だから、必死に「異物」に対して悪意を向けてしまいます。

人は自分が正しいと思いたいものです。

議論をすれば自分の意見の正しさに固執する人もいるし、事実を受け止められない人もいます。

間違いを受け入れると自尊心が傷ついてしまうので、どんな屁理屈をこねてでも自分を正当化し、相手を否定してしまうわけです。

また、容姿も悪意を向けられる原因となります。

美男美女に対して悪意を抱くのは、自分と比較して自分の価値が無いように感じてしまう。

要するに自尊心が傷つくわけです。

大会で入賞するようなマッチョ達もまた悪意を向けられやすいのですが、言われやすい言葉が

「ステロイドのおかげだろ」

です。

自分とマッチョを比較して自尊心が傷ついた人が

「ステロイドを使えば簡単にマッチョになる」

「あいつはステロイドだからマッチョなだけ」

と相手を落とすことで自尊心を保とうとするわけです。

実際はステロイドを使おうが使わまいが莫大な努力を要するのですが、彼らにとって事実は関係ないのです。

自分より大きい人を見ると不安になる人が一定数存在します。

不安から立場を利用したりして相手をやり込めようとします。

そのため、身長が高い人は悪意アレルギーになりやすいです。

小型犬が大型犬にやたら吠えるのは、相手に脅威を感じて威嚇するからです。

大型犬は小型犬に脅威を抱きませんが、めっちゃ吠えられて戸惑います。

これは生物の本能で、全く同じことが人間でも起きるわけです。

また、何も無くても自分の価値に不安を抱く人も存在します。

常に足りていない自尊心を埋めるため、自分より劣る人間を探してマウントを取ろうとします。

部下に対してやたらキレる上司はその理由が多いです。

「自分の指導不足ではなく、部下が無能だから」

と自尊心を守るために、自分の間違いを認められないパターンもあります。

悪意への対策

悪意を受けないように立ち振る舞うことが最もエネルギーを使わない対策です。

人の心理を知れば、悪意を抱かれる言動が分かってきます。

私がマウントや自慢がアホらしいと思うのは、わざわざ自分から悪意の種を蒔くようなものだからです。

ブランディングを行う人は、必要な演出と自慢やマウントが混同しないように気をつける必要があります。

次に、「説明すること」と「悪口を言うこと」は違うということを理解していないといけません。

これは…私も改めて気を付けなければいけないなと思ったことです。

全く同じ内容を話しても、その話は事実と悪口に分かれます。

説明は感情に依らず、淡々と論理的に話すものです。

反対に…悪口は悪意を乗せて話し、必要の無いトゲをつけてしまいます。

例えば

「性格が悪い人は、他者を貶すために相手の弱点を探そうとします。」

「しかし、人には弱点があるものなので、言われたからといって気にする必要はありません。」

というのが説明で

「性格が悪い人は、自分の性格が悪いくせに人の悪いところばかりを探し、ネチネチと人を馬鹿にします。」

「人に弱点があるのは当たり前なのに、わざわざ探して言う奴はクズだから気にしなくて良い。」

というのが悪口です。

言い方一つで大分印象が違い、悪意が混ざると自然と悪口に変わってしまうものです。

また、どれだけ対策を施しても悪意を向けられることがあります。

美男美女なんかは生きてるだけで悪意を向けられますからね。

悪意を向けられた時のコツとしては、すぐに自分が悪いと思わないことです。

前述の通り、悪意は色々な心理から向けられるものです。

相手がどんな心理で言ったのか、表面上の言葉ではなく本心では何が気に入らないのか、分析が出来るようになると原因が見えてきます。

美男美女がやたらマウントを取っていたら本人にも原因がありますが、謙虚にしていたのに悪意を向けられたら相手に問題があります。

原因が自分にあるか、相手にあるか、それを見定めてからどちらが悪いのか判断します。

相手に問題がある場合は、下手に出るとエスカレートします。

自尊心から来る悪意は尽きることがありません。

物理的に関わらないようにするか、徹底的に無視するのが一番です。

それが出来ない場合や我慢出来ない場合は、逆に相手の自尊心を傷つけるという方法があります。

余計エスカレートしそうに思えますが…そもそも自尊心が傷つくのが嫌だから悪意を向けてくるので、逆に傷つけると相手は弱っていきます。

出来る人は罵声を浴びせたり、威圧したり、または徹底的に喧嘩をしても良いです。

私がよくやる方法は、反論しようもないぐらい論理でねじ伏せて、効かなければ威圧ですね。

それ以外だと、「おちょくる」という手があります。

例えば

「お前、筋肉があったって、どうせ見た目だけの使えない筋肉なんだろ?」

と言われた時

「そうですね、◯◯さんの大切なバイクを崖からブン投げて粉々に出来るくらいですね。」

「んで、泣いている◯◯さんに【ドンマイ】って言えるぐらいの筋肉です。」

てな感じで、おちょくったりします。

「そんなことしたら殺すぞ」

と相手はキレたりするのですが

「そん時は◯◯さんを崖からブン投げて【ドンマイ】って言いますよ。筋肉あるんで。」

と、徹底的におちょくるわけです。

普通に嫌われますが、繰り返すと近寄ってこなくなるので効果的です。

また、私は人に怖がられる時があるのですが、人は不安からも悪意を抱くので、怖がられないように気をつけています。

愛想良く、優しく、親切にすることは自衛にも繋がるわけです。

私が知る限り、反社会的組織の人で威圧的な人はあまり見たことがありません。

どっちかというと、落ち着いていたりユーモアのある人が多かったです。

だから一般の人と揉めることはあっても、その筋の人と揉めることってまず無いんですよ。

無駄に怖がられないための工夫なのかもしれません。

どんな人間でも悪意を向けられない工夫は必要なんだと思います。

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