「雑記」痛恨のミス

自衛隊系記事
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私は根がアホなので、時々やらかします。

警察時代、当て逃げの現場を上司と目撃して

「追え!」

と言われて全力疾走で全然関係無い車を追っかけたこともありました。

そんな、やらかしたエピソードの中でも特にアホなやつを紹介します。

跳ねる中型

陸上自衛隊の車両に中型トラックがあります。

よく「1トン半」と俗称で呼ばれるトラックで、現行型は操作しやすく、悪路も踏破しやすく、積載量も多いという優秀な車両です。

しかし、旧型はマニュアル車でシフトが硬く、運転席と助手席の間にエンジンがあるのでクソ暑いし、馬力が無いから坂道に弱い。

さらに、サスペンションがアホみたいに硬い板バネで、砂利道や少しの段差で車体が跳ねまくるというハードな車両でした。

まだ陸士長の頃、スゲー怖い2曹と組んで廃材を捨てにいく作業につきました。

よりによって車両は旧型1トン半。

「この人、すぐ殴るんだよなあ」

と思いながら慎重に運転します。

途中、車両が少し跳ねることはありましたが、2曹は腕組みしたままジロッとこっちを見ただけで済みました。

なんとか無事に駐屯地に帰ってきて…油断して速度を落としきらないまま段差を越えてしまいます。

ガゴンッ、ゴン!

段差で跳ね上がる車両、2曹が跳ねて天井のフレームに頭をぶつけたのが横目で分かりました。

「てめえ…」

鬼の形相でこっちを見る2曹。

「あああ、すみまませんんんん!」

慌てたため、そのままの速度で駐車場の砂利の上を走り、跳ね続ける旧型。

ガンゴンガンッと頭をぶつける2曹。

停車。

恐る恐る2曹を見ると…モンキーレンチを取り出すのが見えた。

逃走。

「待てコラアア、殺すぞテメエェェ!」

待つわけねえだろ、怖ええよ、アホか。

しかし、襟を捕まれ引きずり倒される。

倒れた所に蹴りをくらい、ヘルメットの上からレンチでガンガン殴られる。

今の自衛隊だったら懲戒処分待ったなしです(笑)

その後、満足したのか

「ヤニ吸うぞ」 

と、言って喫煙所へ。

ついでにコーヒーを奢ってくれる。

アメとムチが極端過ぎんだわアンタ。

「頭は大丈夫か?」

オメーがやったんだろと思いつつ

「大丈夫です」

2曹は(へえ…)という顔をして

「頑丈だなオメー」

もう何も言い返す気になりませんでした。

戦闘職種はヤベー奴が多い。

外出証忘れた

3曹の時、体験入隊や予備自衛官の指導があって忙しい時期がありました。

朝から夜まで指導をした後は夜中の2時くらいまで個人の業務、朝5時に起きるという生活が2週間続きます。

ようやく全てが終わって休みに入った時、解放感から先輩達と遊びに出かけました。

私は限界を迎えたので、途中で分かれて一人で駐屯地に帰ります。

駐屯地を出入りする時は、外出証と呼ばれる通行証を見せる必要があります。

門の前に来た時、外出証が無いことに気がつきました。

外出証は事前に受領する必要があるのですが、私はボケてて受領するのを忘れたまま外出してしまったようです。

先輩の車で出たので、出る時はチェックが雑で気付かれなかった模様。

外出証を持たない今の状況は、無断外出です。

バレたら地味にヤバい、正門は通れない。

時間は夜中の1時、誰かに持ってきて貰うわけにもいかない。

意を決して侵入を試みます。

暗い中、電柱から近くの木に飛び移り、4mくらいの高さから敷地内へジャンプ。

上手く着地と前方回転受け身が決まり…無事に侵入出来ましたが、右腕は血だらけに。

そのまま部屋に戻り、止血して事無きを得ました。

冷静に考えたら、朝まで待てば他の隊員が外出したのですが…酔っていたので気付きませんでした。

朝起きたら、腕がスゲー腫れてて痛かったです。

准尉の娘

女性の陸上自衛官の事をWACと呼びます。

男社会の中にいる数少ない女性なので、めちゃくちゃモテます。

しかし、WACと付き合うと駐屯地中で噂になったり、他の隊員の恨みを買ったりとデメリットが強い。

だから私は

「WACには手を出すまい」

と固く誓っていました。

しかし、一度だけ誓いを破ったことがあります。

あるイベントで一緒になった他の駐屯地のWACに、めちゃくちゃ明るくて可愛い子がいたんですよ。

「スゲー好みだし、他の駐屯地なら大丈夫か」

と考えて連絡先を交換します。

まあ、なんやかんや普通にフラれたんですが。

それから2年後、別部隊から准尉が転属してきます。

ある日、准尉と雑談していると、准尉の娘も自衛官だということが分かりました。

(へー、そーなんだー)

と聞いていると

「◯◯の部隊にいるよ」

と准尉。

准尉の名字と部隊名に心当たりがあります。

「あの…もしかして…娘さんて△△さんて名前ですか?」

と聞くと

「そうだよ」

と准尉。

「あー…えっと、知り合い…かもしれないです」

と、答えると准尉は

「娘から聞いているよ」

(はい、終わった)

と思いました。

ニヤッとする准尉。

なんやかんや准尉は良い人なので問題はありませんでしたが、フラれてなかったら本当に危なかった。

後日、自衛官の父兄会に支援で参加したのですが、そこで准尉の奥様と遭遇。

准尉の奥様と他の隊員の奥様に囲まれて、盛大に一連のことをイジられるという生き地獄を味わいました。

WACには手を出さない方が良いです。

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