一匹オオカミを探せ!

哲学系記事
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自分のチームに人を入れる時、責任ある立場に人を推薦する時、能力のあることが前提となります。

その判断基準の一つとして、私は一匹オオカミを探します。

いつでも群れたがる性質を持つ人は能力が低く、一匹オオカミは能力が高い傾向にあるからです。

まあ、全てがそうとは言えないんですが、判断基準の一つとしては十分機能します。

今回は、そんな一匹オオカミの話です。

群れたがる人のデメリット

日本は集団行動の国なので、協調性があることが評価されます。

しかしながら、不必要に群れたがることを協調性と捉えられやすくもあります。

協調性と群れたがることは全く別の話です。

いつも誰かと関わろうとしたり、集団に属していないと不安に感じる人の事を「群れたがる人」と呼びます。

群れたがる人は思考停止しやすいんですよ。

洗脳されやすく、集団によって変な価値観を持つようになります。

思考停止した集団は、権力者の性格が強く反映されます。

権力者の性格が悪ければ集団の性格も悪くなり、権力者の考えが正しいという暗黙のルールが出来上がります。

群れたがる人は、自分が所属する集団は素晴らしく、その権力者も凄い人なのだと思い込むようになります。

仮に、客観的に見たら変な集団だったとしても、所属している人には分からないものです。

経験上、群れたがる人は集団を自分のステータスと考えて、実力を伸ばそうとしないんですよ。

「なんか凄い集団に属している自分は凄い」

という心理に陥って、満足してしまうわけです。

同時に集団の中の地位を気にして、自分と他人を比較しがちです。

それはマウントやパワハラ、足の引っ張り合いに発展するので良くないものです。

集団の人間関係を悪化させる原因は、この手の人達にあることが多いです。

さらに、人に合わせることに時間や労力を使ってしまい、無個性な人間になります。

周囲に合わせるために周りが敬遠するようなことを避け、誰もが知っているような知識や誰でも出来るようなスキルに力を割いてしまう。

その結果、専門知識やレアなスキルを持たず、考え方も独創性を失っていきます。

そうなった人が能力を必要とする仕事をした時、大抵は出来ないんですよ。

集団に依存してしまうと、自分は発言しなくても誰かが発言してくれるし、難しいことは誰かがやってくれる。

しかし、集団に属していることを自分の価値と考えているから、本当の自分の価値に気が付かない。

いてもいなくても変わらない人になってしまい、下手をすれば悪影響を撒くようになる。

チームに入れると、足枷になってしまうこともあるわけです。

一匹オオカミのメリット

意外かもしれませんが、一匹オオカミは協調性があるんですよ。

自我が強かったり、コミュ障だったりとクセは強いんですが、必要な時は普通に協力してくれるんですよね。

ただ、彼らは

「みんな仲良し」

「俺達は最高のグループだ」

みたいな雰囲気が嫌いで、そういう時はトコトン非協力的です。

人と関わる楽しさより人と関わる疲れの方が上回るので、あんまり他者と関わろうとしません。

感情によって馴れ合うのではなく、必要に応じて協力するわけです。

協力時の一匹オオカミは、群れたがる人よりも献身的です。

彼らは人任せにせず、自分自身が一定の成果を出すように頑張るからです。

さらに、人に合わせるよりも自分の好きなことに労力を使うので、特殊な知識やスキルを保有していることもあります。

自分の考えを持っているので参考になる意見を言うし、無駄に媚びたりもしないから話も早い。

独創性も強いです。

着手した物事を自力で完結するクセがついてるから責任感も強い。

ただ、無理に距離を縮めようとしたり、安易な賞賛をされることを嫌うので、群れたがる人とはトコトン相性が悪いです。

扱いは難しいですが、味方に引き入れると強力なメリットを発揮します。

チーム一匹オオカミ

矛盾した名前ですね(笑)

私は、一匹オオカミを集めた少人数のチームが高いパフォーマンスを発揮すると考えています。

各々は普段、好き勝手なことをやっていますが、招集すると成果を出すように協力してくれる。

感情ではなく能力によって信頼関係を作る。

人間関係も悪くなりにくい。

放っておいても勝手に成長する。

任せると大体の事は必要な水準でやってくれる。

少数精鋭としては理想的なチームです。

留意する事項としては…

・群れたがる人がチームに一人でも混ざるとパフォーマンスが極端に低下する

・不満があった場合、改善を求めるのではなくチームを離れてしまう

・宴会みたいに集まるイベントには基本的に来ないし、強制すると不満が溜まってしまう

・不用意に距離を詰めようとしたり、気に入られようとすると信用を失う

・自分のルーティーンを崩されることを極端に嫌う

・都合良く利用されることを嫌い、私欲は高確率で見抜かれる

などなど、扱いが非常に難しいです(笑)

しかし、彼らの協力に助けられたことが何度もあって、非常に頼りになるんですよね。

もし今、人材を探しているのなら一匹オオカミを探してみては如何でしょうか?

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