【雑記】自衛隊時代の馬鹿話

自衛隊系記事
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過去に何度も記事にしてきた自衛隊エピソードですが、普段は忘れている事が多いです。

何かをキッカケに思い出したりするもので、最近はオリンピックを見て思い出しました。

今回も、頭のおかしい部隊の頭のおかしい話をしていこうと思います。

陽キャ人狼

ある休みの日、何人かで部屋に集まって雑談していました。

初代ポケモンの話題になって「懐かしいねー」って話していると、同期の1人が

「俺、ゴーリキー使ってたわ」

と、一言。

「いや、なんでカイリキーじゃねえんだよ」

とツッコミが入ります。

ゴーリキーはカイリキーに進化するのですが、通信ケーブルで誰かと交換しないと進化しない特殊なポケモンです。

同期が答えます。

「いや、友達いなかったから」

やめろよ、悲しくなるだろ。

しかし、それを機に全員が陰キャエピソードを話し始めてゲラゲラ笑う流れになりました。

「遊戯王カード持ってるけど対戦したことない」

「俺のベイブレード傷一つ無い」

テクニカルに友達いないアピールすんな。

私も合わせて

「1人でカエルを捕まえて遊んでた」

という話をしたら

「いや、それは違う」

とツッコまれる。

何が違うんだクソが。

そんな中、後輩の1人が地雷を踏みます。

「友達とゲーセンに行って、俺だけダンレボやってました」

ダンレボとは、ダンスダンスレボリューションという踊るリズムゲームです。

場の空気が若干変わります。

「貴様、さては陽キャだな」

体育会系のバカなノリが始まりました。

「いやいや、俺は陰キャっすよ」

別にどうでもいいのに陰キャになろうとする後輩。

同期が切り捨てます。

「陰キャはダンレボをやらない」

ひでえ偏見です。

「このクソ陽キャが」

「河原でバーベキューしてろ」

陽キャとして吊られる後輩。

「違います、違いますよ」

「あ、カエル伍長はキャンプとかするから陽キャですよ」

この後輩、人を売りやがった。

「いや、カエルは1人キャンプだからクソ陰キャだ」

ブチ殺すぞ。

その後も弁明を続ける後輩でしたが、スノーボードをやっていた事が決め手となり処刑されました。

最近、思い出し笑いをしたエピソードです。

ハイスミマセーン

階級が一等陸士だった頃、仕事中は常に怒鳴り散らす上司がいました。

普通に指示するだけでも怒鳴り散らすので、怒鳴られても気にならなくなっていくんですよ。

ただ、返事をしないわけにもいかないので

「はい、すみません」

という返事をしていたのですが

「ハイすみません」

「ハイスミマセーン」

と、段々テキトーに答えるようになっていきました。

「おい、これを運べ!」

「ハイスミマセーン」

「早くしろ、休憩取るぞ!」

「ハイスミマセーン」

この上司の下につく時は大体こんな感じです。

ある時、かなり急いで作業をする事がありました。

とにかく早く終わらせなければならないので、いつもより返事がテキトーになります。

「さっさとそっち終わらせろ!」

「ハイスミマセーン!」

「次はこっちに来…」

「ハイスミマセーン!」

「時間無いか…」

「ハイスミマセーン!」

「おま…」

「ハイスミマセーン!」

「うるせえええ!」

「ハイスミマセーン!」

殴られました。

銃剣道

自衛隊では銃剣道という武道が謎に持ち上げられています。

木銃という槍みたいな武器を使う武道で、剣道の槍バージョンと考えて貰えれば分かりやすいと思います。

画像1

軍隊としては、どう考えても無駄な訓練なのですが…おそらく連盟との癒着かと思われます。

百歩譲って槍で戦う機会があったとしても、他の訓練より優先するのはおかしい。

非論理的で嫌いだったので、私はやりたくなかったのですが…

ある時、練習に参加する人数が少なくて、私が駆り出される事になりました。

当時、めちゃくちゃ仲の悪い先輩がいて、幸か不幸かその先輩も駆り出されます。

私が部隊配属時から理不尽に殴ったりマウントを取ってくるので、私もおちょくったり煽り返したりしていました。

当然ながら練習でも仲が悪く、私に何かと難癖をつけては殴る。

私も先輩の防具のスキマにわざと木銃を突き刺す。

先輩は太り過ぎてて防具が浮き、左胸に空くはずの無いスキマが空いてたんですよ。

それにキレて先輩が殴る、私がスキマに突き刺すの繰り返しです。

そんな感じで険悪なまま練習が終わり、部隊の大会が始まりました。

私と先輩は個人戦の試合に出場します。

私はどういうわけか、トーナメントを三回勝ち抜いて準決勝に進出しましました。

しかし、準決勝で敗退。

3位決定戦の相手は…因縁の先輩です。

まさに天啓だと思いました。

いくら自衛隊とはいえ、カジュアルに先輩を殴るのは難しい。

しかし、試合なら殺っても文句は言われない。

高揚して戦うのが待ちきれず、とにかく「ぶっ殺す」しか頭にありませんでした。

審判の準備が終わり、試合が始まります。

普段の私の掛け声は「ヤーッ!」というものですが、その試合の第一声は「死ねオラァ!」でした。

当時の私は175cm70キロ、先輩は165cm100キロ。

最初はリーチに勝る私が優勢で、初撃は防具のスキマを的確に突き刺しました。

練習の賜物です。

本気の突きを生身に受けた先輩は怯み、その間に滅多打ちにします。

銃剣道は剣道と同じく残心をして一本になりますが、殺意が先行していたので全く意識してませんでした。

滅多打ちにされた先輩もブチギレて

「ああああああ!!」

と叫びながら突進、体当たりを仕掛けます。

100キロの体当たりが私に直撃。

一瞬、私の体が宙に浮き、背中から床に叩きつけられました。

そのままの勢いでのし掛かってきた先輩が小手で殴りかかってくる。

私も小手で殴り返す。

下から殴った勢いで先輩がのけ反り、その勢いで立ち上がって木銃を構えます。

床に串刺しになるような形で突きをくらいました。

その瞬間「待て」がかかり、審判員の審議が始まります。

銃剣道には体当たりも打撃もありませんので、危険行為か否かの審議です。

まあ、こちとら知ったこっちゃない。

むしろ、頭に血が登っているので…何でも良いから早くやらせろという感じです。

審議を待ってる間、他の隊員が次々と

「殺せ!殺せ!」

と声をかけてきます。

今思い返すと物騒な人達です。

審議の結果、打撃は危険行為として指導が入りましたが、体当たりは有効となり先輩の最後の突きが一本になりました。

銃剣道は2本先取なので後1本取られたら終わりですが…

そもそも立ち上がれなくなるまで滅多打ちにするつもりだったので気にしてませんでした。

試合再開、先輩はガードを固めて再び体当たりを仕掛けてきます。

私も前に出て踏ん張り、押し返す。

しかし、押し合いのまま膠着して木銃が使えません。

そのまま押し潰して床に転がそうとしている間に試合が終わってしまいました。

スポーツマンシップのカケラも無い試合の結果は4位で敗退、負けた事よりもボコボコに出来なかった事が消化不良です。

「クソが」と思いながら防具を抜いでタバコを吸いに行くと、喫煙所に件の先輩が。

一瞬睨み合いましたが、何故か缶コーヒーをくれたので気が抜けました。

それをキッカケに少し仲良くなった…という変な話です。

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