失敗の後に来る緊張

哲学系記事
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誰しも失敗することはありますし、何かに挑戦する人なら当たり前のように経験していくものです。

問題は失敗した後で…いつも通りに出来ないなんて事もあったりします。

例えば、車で事故を起こした人は次から運転する時に緊張します。

いつも通りの運転で事故を起こしたので、慎重になりますし不安になるものでしょう。

それは自分をアップデートしている状態なんですよ。

結果を受けとめていれば、緊張するのは当たり前です。

今回は、そんな感じの話です。

自分を大きく見せようとする心理

私は3分間スピーチが得意です。

しかし、昔は死ぬほど苦手だったんですよ。

注目される中、上手く話そうとするほどガタガタになり、頭が真っ白になる。

それがなぜ得意になったかというと、自分が死ぬほど下手な事を認めたからです。

「恥をかかないように上手くやろう」

と考えている時は緊張して上手く話せませんでしたが、

「まあ、下手だから失敗もするわな」

「笑われるのは仕方ない」

と思うようになってからメキメキ上達していきました。

それでも失敗する時もあります。

話している途中で内容を忘れて、数秒間フリーズ。

そういう時

「忘れました、はっはっはー」

と笑い飛ばします。

聴衆もつられて笑う事が多かったです。

慣れてくると

「◯◯1尉の顔が怖えーから内容が飛びました」

「だから悪いのは◯◯1尉です」

と、言うことで

「人のせいにすんな」

という反応を引き出して、壇上でケタケタ笑ったりすることもあります。

3分間スピーチに関しては失敗を気にしないどころか、失敗を笑いに変えるくらいの遊び心を持つようになったわけです。

緊張しないために大事なことは、自分を大きく見せようとしないことなんですよ。

逆に自分を大きく見せようとすると緊張します。

今でも人前に出る時は、無意識に自分を大きく見せようとして緊張したりします。

私は、そういう時こそ等身大の自分を見せようと意識します。

昔、フランス外人部隊のYuta氏の動画に出た時も最初は緊張したんですよ。

等身大の自分を意識しながら話すようにしていたので、途中からは落ち着いていきました。

緊張しないための奥義は、あるがままの自分を見せる事です。

失敗から何を得たか

前述した3分間スピーチですが…自由にやり過ぎて、ある時めちゃくちゃ怒られたんですよ。

まあ、3分間スピーチで観客イジリとかやりだしたら当然ですね。

で、やっぱり怒られた次のスピーチは少し緊張したんですよね。

それは

「やり過ぎないようにしなくてはならない」

と、少し自分を大きく見せようとしていた事がありました。

ただ、それだけではなくて自分が変化している事も理由の一つです。

失敗を受け止めると、人はそれを糧にアップデートします。

怒られた後の私は「カエル伍長ver3.05」ぐらいに変化したわけです。

アップデートした直後は今まで通りに出来ず、変化した自分に慣れないので戸惑います。

自分を大きく見せようとする心理とは別に、新しい自分に馴染むまでは緊張するわけです。

初めて乗る車を運転する時に緊張するのと同じです。

ある意味、成長した事による緊張なんですよ。

ここから、ちょっと話が反れます。

失敗を経験して学ぶ事は、改善という有益な行為に繋がります。

ただ、失敗の中にも良い部分があったりするものです。

私の観客イジリは怒られましたが、聴衆を巻き込むという手法は使える技です。

自衛隊の広報官をやっていた時は、講堂で大学生相手に話す時に効果的でした。

失敗全てを改めるのではなく、失敗の中からも使えるものを拾っていく。

失敗を糧にするとはそういうものなんですよ。

「失敗したらしたで得るものがある」

そう思っていたら緊張も和らいでいくと思います。

過去は常に未熟

私は自分の過去の失敗や恥を、笑い話として好んで話します。

誰も傷つけずに一定以上の笑いが取れますからね。

それを堂々と話せるのは自分がアップデートしているからで、過去の自分と今の自分が別物だからです。

私にとって過去の自分が未熟なのは当たり前なので、今の自分の恥ではありませんからね。

時には盛大なやらかしもあったんですが、守秘義務で話せないのが残念です。

今の失敗や恥も、きちんと受け止めていけば過去のものになる。

一方で、受け止めずに逃げ続けると…それは今の恥として残ります。

そういう弱点を残すと、それを隠すために大きく見せようとして緊張してしまう。

だから、受けとめて笑い話に変えてしまうのが一番なんですよね。

過去の自分は常に未熟である方が良い。

失敗や恥を受けとめることも緊張しない秘訣というわけです。

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