頑張っているのに自己評価が低いのは何故か?

哲学系記事
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私は一生懸命に強くなろうとしたり、頑張っている人がスゲー好きなんですが…

頑張る人でも自己評価が低かったりして、落ち込むんですよ。

真剣に何かをしてないなら自己評価が低いのは分かりますが、どんなに頑張っても自己評価が上がらない人もいる。

他と比べてスゲー頑張ってるのに、なぜ本人は自分に自信を持てないのか?

今回はそんな話です。

ハイレベルの世界

私が知る限り、格闘家の人は自己評価が低い人が多いんですよ。

当たり前だと言われそうですが、彼らはめちゃくちゃ強い。

私がガチの格闘家と喧嘩したら、まず勝てないと思っています。

にも関わらず、自己評価が低い人がいる。

これは何でかというと…彼らの比較対象が一般人ではなく、同じ格闘家だからです。

彼らが一般人と戦ったら勝負にならないレベルです。

しかし、彼らが戦うのは死ぬ気でぶつかっても勝てるかどうか分からないような相手ばかり。

しかも、上には上が山ほどいる。

そりゃ自分に厳しくなるし、自信も揺らぎます。

格闘家に限らず、厳しい世界で戦っていたら自己評価が低いのって普通なんですよ。

不安や恐怖がつきまとうものですし、それゆえに休む事が難しい。

それだけでなく、ハイレベルの世界を知らない人達は好き勝手な事を言います。

「そんな事も出来ないならやるな」

とか

「なんだよ、全然大した事ねーじゃん」

とか、土俵に上がらない人達は他人に厳しい。

ロクに知識も経験もないような自称専門家もいるぐらいです。

何も知らないからこそ、テキトーな事が言える。

しかし、こういう人達の何気ない言葉は、頑張っている人ほど気にしてしまうものです。

テキトーにやっている事ならともかく、真剣に成果を出そうとしている事については、雑音も耳に入ってしまう。

それを気にしてしまうのは、もう仕方ないと思うんですよ。

人間、メンタルが強かろうが弱かろうが、厳しい現実に直面したら自己評価は下がる。

そういう時に心無い言葉をかけられたら、そりゃ気にもするでしょう。

厳しい世界に生きている人は、どうしても他者からの優しさが必要になる。

出来れば自分の抱えている辛さを理解している人からの優しさがです。

自分を理解していない人の応援や期待は、 重荷になることもあるからです。

だから、一番良いのは同じレベルの世界で、同じ辛さを共有出来る仲間を作る事です。

仲間の大切さは、キツイ状況を経験するほど痛感します。

私が普段、普通の人とか依存する人向けに話す内容と全然違う事を言っていますが…

ハイレベルな世界で戦う人達って、置かれてる環境が特殊なんですよ。

一般的な価値観では語れない世界です。

自分一人だけでは越えられない厳しさがあるんですよね。

理想の自分との差

理想の自分を目標にする人が一定数います。

私もこのタイプなんですが…理想の自分を追っている人は、理想に届かない時に自己評価を落とします。

理想に届いた時は傲慢とも呼べるほどの自信が手に入りますが、理想に遠く及ばなかった時はスゲー落ち込みます。

死ぬほど走りこんでも3000m走のタイムが目標に届かないとか、死ぬほど勉強したのに試験に落ちたとか。

誰に勝った負けたは関係なく、自分の定めた目標に届かないと自己評価を落とすんですよ。

このタイプに必要なのは、目標の細分化です。

高過ぎる目標にいきなり挑んでも落ち込むだけです。

「自分はこうあらねばならない」

「最低限これぐらいは出来ないといけない」

とか思うかもしれませんが、そんな事は関係なく現実を見る必要がある。

細かく目標を分割して、出来る事を一つ一つクリアしていく。

一つレベルを上げて乗り込えたら即座に次に行くのではなく、そのレベルで安定して力が発揮出来るようになってから次へ進む。

理想の自分は平坦な道の先にあるのではなく、長い階段の先にあります。

階段で走るとコケるし、コケたら転がり落ちる。

慌てず焦らず、確実に越えられる一歩を慎重に越えていく。

理想の自分を目指すとは、そういう戦いです。

求道者気質

自分の道を極めようとする人達は、厳しい環境にいないと自己評価が落ちていきます。

例えば、自衛官でも

「俺は厳しい訓練に耐えた自衛官だ」

って、胸を張る人と

「自衛隊つっても大した事やってないな」

と、何とも思わない人がいます。

何とも思わない人は

「つまらん」「手応えがない」

と辞めていく人も多いです。

求道者気質の人は自分を成長させる環境を求め続けていて、ヌルい環境で停滞する事を嫌がります。

クリエイターだと、自分のやる事にとにかく高いクオリティを求め続けたりします。

どちらにせよ思うように力が振るえない事を嫌い、その状態が続くと自己評価が下がってしまう。

研鑽に研鑽を重ねた実力があるものの、実力を必要とされない環境によって自己評価を落とすタイプですね。

警備業界にも一定数います。

一般的な警備の仕事では危険らしい危険なんてまずありません。

あったとしてもチンピラに絡まれたとか、ジーさんが包丁持ってきたとか…せいぜいその程度で、笑い話にもならないレベルです。

だから、バリバリの武闘派ほど病んでいく。

これ、ホントに何とかしたいと思っています。

求道者気質の人は高みを目指すしかありません。

自分を満足させるような厳しい環境や、存分に力を振るえる場所に出会うまで探し続ける事が必要です。

そうなると必然的に人生が賭けになる。

だから、野垂れ死ぬ覚悟で挑み続ける。

俯きながら生きる100年より、盛大に散る50年を選ぶ。

そういう生き方をするしかありません。

求道者が幸せの判断を人任せにしたら、絶対に幸せにはならない。

求道者とはそういう生き物です。

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