虚飾の時代は終わる

哲学系記事
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無理に自分を大きく見せたり偽ったりなど、内容が伴わない事を虚飾と言います。

SNSだと当たり前のように行われている事ですね。

多分、賢い人は次々と気付いている事ですが、これからは「本物」じゃないと通用しなくなっていきます。

今までは自分を飾りつけて大きく見せる事が通用していました。

ブランディング=虚飾と考える人も多いですし、TikTokだと「芸能人の親族」みたいな一瞬でバレそうな嘘を使う人も多いです。

古い…というか、雑な情報に踊らされていますね。

これからは本物でいるか、本物になる必要がある。

今回は、そんな感じの話です。

一般的価値観にまで浸透した「虚飾」

ある時から「ブランディング」という言葉が流行りました。

ブランディングとは自分がどういう人間であるか、何が出来るか、どんな魅力があるかを発信して広く浸透させていく事ですね。

だから、それなりに何かを持っていたり、価値を積み上げていないと意味がありません。

…が、よく理解していない人達によって

「ブランディングをする事が正しい」

という考えばかりが広まり、その中身を作る事を軽視する風潮があります。

「需要に沿ったブランディングをするべき」

と、誰かが発信した事を勘違いして、自分を偽る人が大量発生してしまいました。

基本的に自分が持っていないものでブランディングは出来ないんですよ。

ブランディングは等身大の自分で行うもので、その中で需要に合わせていくものです。

能力なら能力、技術なら技術でブランディングをしてコンテンツを作る。

自分にあるものを見せていくわけです。

また、良い人が好まれるから良い人を演じるのではなく、今の自分を見せながら良い人になっていくのが大事です。

しかし、「良い人を演じれば良いんだ」とか「物知りを演じれば良いんだ」みたいに変な勘違いをする人がスゲー多い。

しかも、勘違いしたまま雑なブランディングのやり方を発信する人までいる。

このブランディングの勘違いが、とんでもない虚飾文化を生み出してしまいました。

本来なら、その人の中に発信出来るコンテンツがあるからブランディングをするものですが…

中身が無い状態で外側だけを立派にする事ばかりが流行ってしまった。

言い方悪いですが、ハリボテみたいな人が多いんですよ。

まあ、ハリボテでもマジョリティは騙せたりします。

しかし、マジョリティの中に混ざるマイノリティには通用しない事が多い。

例えば、Twitterに比べてnoteはマイノリティ側の人間が結構います。

だから、フォロワー数や肩書きよりも記事の中身で判断する人がTwitterよりも多めです。

その人達は「芸能人」みたいに強力な肩書きにも反応せず、ただ面白い記事にのみ反応します。

そして、虚飾ばかりで中身が無い人を指摘する。

マイノリティの指摘は、徐々にマジョリティに影響を与えるんですよ。

今まではハリボテに騙されていたマジョリティにも、「ハリボテを見破る」という価値観が一般化してくる。

今がまさにその段階で、虚飾がどんどん見破られて叩かれています。

まあ、詐欺師とかも次々に暴かれているから悪いとも言い切れない。

この流れは過激化するだろうし、止められないと考えています。

だから「本物」になるしかないですね。

等身大の自分を見せて、成長していく。

それが正しいブランディングですよ。

人は「本物」を求める

私がTwitterを始めた頃、どういうわけか「元自衛官」ブームだったんですよ。

だから、その時の私のツイートってそこそこ伸びたりしてるんですよね。

当然ながらブームが起きると乗っかる人間もでてくるわけで、「元自衛官」という肩書きでブランディングする人も多かったです。

今だから言いますが、実はその雰囲気が嫌だったんですよ。

私は人生の約3分の1を自衛隊で過ごしているから、自衛隊の話が必然的に多くなります。

ただ、それは私が話したい事のメインでは無い。

私は哲学者ですし、人生哲学の話がしたい。

しかし、それはTwitterでは求められず「元自衛官」だから自衛隊の話をして欲しいという圧が強かったんですよね。

私としては自衛隊の話ばかりをするのはつまらない。

「Twitterで哲学の話をするのは無理だな」

と、考えるようになってブログを始めたわけです。

だから今、哲学の話をして色々な人に読んで貰える事がスゲー幸せですね。

一方で、「元自衛官」でブランディングした人達は上手くいった人もいれば失敗した人も多いです。

自衛隊の経歴でブランディングをする人の多くは、本やネットの知識がメインコンテンツになってしまいます。

マジョリティはそれでも満足します。

しかし、マイノリティは疑いを持ちます。

その結果、他の元自衛官から指摘されて叩かれる。

本物の元自衛官なんだけど話す内容が本物じゃない人がスゲー多かったんですよね。

元自衛官である事の他に、自分のコンテンツを持っていなかったわけです。

これ、決して馬鹿にするつもりはないんですが…

在籍期間が短いと話せる内容が薄くなるので、自衛隊をメインコンテンツにするのは無理があるんですよ。

自衛隊側の全面協力が無い限りは難しいでしょうね。

それがなくても上手くいった人もいますが、全て先行者ですし叩かれる所は叩かれてます。

だから、元自衛官はそれとして自分のコンテンツを話していけば良いと思うんですよ。

例えば、自衛官はアイドルオタクや釣り好きもいるので

「元自衛官のドルオタ」

とか

「元自衛官のバスアングラー」

みたいにした方が話も長く続くし嘘もない。

個人的には、元自衛官のオタクはイカれてる奴が多いから好きですね(笑)

「元自衛官」って肩書きは基本的にオマケです。

初めからそれに頼りきりだったら上手くいきません。

先行者でない限りは、肩書きよりも話せる内容が本物である事が重要なんですよ。

まあ、これは他のジャンルにも言える事ですね。

世界観

人は、その人の価値観や性格や生き様などを総合して「世界観」として表れます。

対面で接するほかに、ブログや動画などからもその世界観を感じ取る事が出来ます。

私のブログを継続して読んでくれている人は、文章の中に雰囲気とか癖を感じると思います。

それがまさに世界観です。

世界観は人それぞれにあって、人を判断する要素になります。

人が人を気に入る時は、大抵の場合この世界観を気に入るんですよね。

世界観は複雑な要素で構成されているので偽る事が出来ません。

世界観と違う行動をすると、周りは違和感を感じます。

だから、違和感を感じた時に「何かあったな」と分かるわけです。

また、嫌な奴っぽい世界観を出している人が綺麗事を言っても「嘘くせー」と感じるものです。

口先の嘘や演技が通用しない理由の一つですね。

観察力があるほど世界観を深く理解出来るし、洞察力があるほど些細な違和感に気付いたりします。

自分の世界観は自分ではよく分からんものです。

だから、世界観は都合良く操作出来ません。

無理に世界観を偽ろうとすると、死ぬほどペラッペラな内容になってしまいます。

人に良く思われるための行動が無駄な理由の一つです。

ただ、気に入った人の価値観を吸収して、自分のものにしていく事で世界観に影響します。

優しい人の価値観を吸収すれば優しい世界観に近づくし、独創的な人の価値観を吸収すれば独創的な世界観に近づく。

尊敬したり憧れる人間がいたら、その人の価値観を理解して吸収していく事が大切です。

そして、世界観はどんなにイカれてたとしても、偽らずにそのまま出す方が魅力になります。

私の好きなVtuberの1人で、見た目がイカれてて、話すと普通で、話す内容はイカれてるピエロの人がいます。

人によってなかなか好みが分かれそうな方ですが、スゲー人気です。

その独特な世界観をそのまんま出してくるのは潔いし、スゲー面白いんですよ。

世界観は人によって好き嫌いがあるものです。

スゲー好かれる事もあれば、死ぬほど嫌われる事もあります。

一般的な価値観から離れて尖っているほどそうなります。

かといって、偽った世界観は中身が薄くなるから人の印象には残りません。

全ての人に好かれようとすると全ての人に好かれないんですよ。

尖っているほど誰かのアンテナに引っかかる。

だから、スゲー嫌われようと偽らない世界観を出していく。

で、駄目な部分があったら偽るのではなく直していく。

足りない部分があるなら背伸びをするのではなく成長していく。

それが本来のブランディングなんですよ。

スゲー部分、アホな部分、賢い部分、駄目な部分、優しい部分、厳しい部分、イカれた部分、ポンコツな部分、痛い部分、未熟な部分。

それらは人の世界観を構成するもので、人の魅力を作る要素です。

だから、無理せず自分を出していけば良いと思います。

これからは虚飾を見抜ける人が増えていくでしょう。

社会ではそういう目に見えづらい変化が常に起きています。

虚飾の時代は終わる。

ナウなヤングの言葉で言えば「虚飾はオワコン」ですね(笑)

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