私は過去に結婚しようとした事もありましたが、自分がヤベー奴なせいもあって上手くはいきませんでした。
直近の性格検査で、性格が合う女性が存在する確率は2000人に1人と絶望的な数字を叩き出しています。
無理じゃね?
まあ
「出来たらするけど、おそらく出来ない」
というスタンスで生きています。
それを見かねてか色々な人から結婚のアドバイスを貰う事が多々あって、今回はそれを記事にしました。
私に向けられたアドバイスがメインなので、男性向けの意見が多くなっています。
あくまでアドバイスなので参考程度に考えて下さい。
今回の話は、そんな様々な人からの結婚のアドバイスです。
背中を任せられる奴と結婚しろ
警察官時代にお世話になった警部補からの教えです。
なんかカッケエ。
あまり知られていませんが、警察官は離婚率の高い仕事です。
職種にもよりますが…あまり家にいる事がなく、相手の理解を得られないと相当厳しい。
警察官で離婚を経験した人の話によると
「家族の事をほったらかしてる」
とか
「家の事を何もしない」
みたいに、ドラマでよくある感じの事を言われるそうです。
まあ、奥さん方の言う事はよく分かります。
ただ、警察官やってると無理だろうなとも思います。
過労で倒れる事もあるし、最悪そのまま死ぬレベルの仕事ですから。
で、警部補もスゲー苦しい時代があったそうです。
全然家に帰れないし、いつも睡眠不足だし、子供と1ヶ月会話出来ない事もあったんだとか。
そんな時、奥さんが状況に理解を示してくれていて
「家の事は全て任せて仕事に集中しろ」
と言ってくれたんだとか。
一年間ぐらい余裕が無い状態が続いたものの奥さんが切り盛りしてくれて、家庭環境も家族仲も悪化する事が無かった。
警部補の父親が入院した時も世話をしてくれた。
長女がイジメにあった時も奥さんが単身で学校に乗り込み解決したそうです。
スゲー頼りになる奥さんだなと聞いてて思いました。
だから、警部補は奥さんを信頼してるし頭が上がらないそうです。
警部補曰く
「自分が辛い時に一緒に頑張ってくれる相手と結婚出来たら無敵」
だそうです。
警部補の奥さんほど強い人はなかなかいないと思いますが、一緒に頑張ってくれる相手というのは分かる気がします。
歳を取っても許せる性格の人と結婚しなさい
これは女性自衛官で2等陸曹だった人の言葉です。
「若い頃は可愛いから嫌な部分も許せるもの」
「30、40過ぎてからはそれが許せなくなる」
「歳を取っても許せる性格の人と結婚しなさい」
との事でした。
まあ、言わんとしている事はよく分かりますが「それを女性の立場から言うんだ」とも思いました。
この人は、めちゃくちゃ責任感が強い。
自分の同級生が子供をほったらかして遊んでいたりするのを見て、そう思ったそうです。
この人は当時30歳間近の私から見て、自分が子供に思えるほど大人に見えましたね。
ちなみに私個人に対するアドバイスでは
「カエルは目上の人間に厳しいから年下と結婚しなさい」
と言われました。
「相手に厳しいと結婚は上手くいかない」
との事です。
なるほど、確かにそうかもしれません。
あと、こんな事も言われました。
「相手の話をただ聞く事を覚えなさい」
「相槌うって聞けば満足するから」
「解決しようとするな、黙れ」
はい、すみません。
この2曹には死ぬほどダメ出しされましたね。
当人と同じくらい相手の家族を見ろ
これは私の友人の言葉です。
早い内に相手の両親に挨拶に行って、自分の親と仲良くなれそうならOK。
自分の両親と価値観が近いなら、婿というよりは息子として扱って貰える可能性が高い。
結婚は結局のところ赤の他人同士が家族になるのだから、根本的な価値観がズレてると綻びが出る。
万が一争いになった場合、家族の喧嘩ではなく他人VS他人の争いに発展する。
良い結婚=気楽な家族関係。
楽な結婚生活を望むなら相手の親に世話や援助を貰える事が大切で、実は相手の親ってスゴく大事な要素。
「これが正解とは言わないけれど、当人同士だけが幸せな結婚は案外脆い関係になる」
とのこと。
なるほどなと。
ただ、この理論だと私の家族は最悪なので、私もあんまり人の事は言えないなと思いました(笑)
「結婚相手は顔で選ぶな」は確かにそう
これまた友人の言葉です。
彼氏彼女なら美男美女が良いんだが、結婚すると途端に父ちゃん母ちゃんになる。
(友人夫婦は)お互いに結婚してからスゲー太ったし、互いに屁をこくし、ゲップはするし、普段着はジャージ。
パッと見は中年夫婦だが、それでも楽しく暮らしているのは根本的な部分が合致していて家族になっているから。
休みの日はスーパーに行ったり、公園を歩いたり、ショッピングモールに行ってペッパーランチを食べるのが贅沢。
それで満足感があるのが結婚の良さだと考えている。
これで子供が出来たらベビーカーを押してフードコートでリンガーハットを食べるのが贅沢になるだろう。
昔、自分が考えていた結婚生活とは程遠いが、悪くない人生だと感じている。
でも、相手の選択を間違えていたら地獄の結婚生活になっていただろう。
…との事でした。
確かに結婚に夢を見る人達が思い描くような生活ではないかもしれませんが、幸せそうだなと私は思います。
これは二人とも精神が成熟しているからですね。
この友人、結婚までに色々と苦労をしていて、私はそれを知っているからこそ言葉に重みを感じます。
良い相手がいれば結婚したくなる
これは武器商人をやっていた人の言葉です。
結婚を人生の目的にしていないのなら、結婚する気が無いのは当たり前。
結婚を意識しすぎると相手のスペックばかりに目がいく。
結果的に「スペックだけが好き」の状態になって、好きでもない相手と結婚して失敗する。
一緒にいたいと思える相手がいないなら、今の時点で結婚していないのは正解。
ただ、「結婚しない」と決めつけていたら良い相手に出会った時に機を逃す。
結婚する気が無くても良い相手に出会ったら自然としたくなる。
極端にならず、フラットに考えていれば良い。
結婚に関しては自分で変な縛りを作らない方が良い。
との事でした。
闇側の人間とは思えないほど真っ当な言葉です。
邪険にされても子供がいるのは幸せ
これは前に知り合ったハイヤー会社の社長の言葉です。
娘が小さい頃は「パパ、パパ」と懐いてきて可愛かった。
今は休日に寝転がっていると「邪魔」と言われるし、洗濯物を一緒にすると嫌がられるし、「パパ臭い」と言われる。
そんな反抗期でも、やっぱり可愛い。
息子は息子でよく分からない所もあるけど、空手を教えるのは楽しいし、娘よりは話してくれる。
家では片身が狭くなったけど、それでも子供がいる事は幸せ。
とのことでした。
「だから、結婚した方が良いですよ」
「私も34歳で遅く結婚しましたが、大丈夫でした」
の後で
「あっ…カエルさんはおいくつでしたっけ?」
私「36歳です」
「あっ、すみません…」
そこは大丈夫って言うとこじゃない?
勢いで結婚するな
最後に重たい話で、これは自衛隊時代の2等陸曹の言葉です。
2曹は若い頃、スゲー美人だった奥さんと付き合って、勢いのまま結婚したそうです。
2曹には子供が3人いたんですが…
一番上の子供が高校生ぐらいの時、自分の子供じゃない事が発覚したそうです。
さらに、他の2人も自分の子供ではなかった事が分かり、3人とも別々の男性が父親だったそうです。
この時、この世の終わりかのように憔悴しきった2曹から出た言葉が「勢いで結婚するな」です。
何も言えねえよマジで。
また、離婚を経験した看護士の女性も「勢いで結婚するな」と言っています。
旦那さんは付き合っている時から凄く優しくて良い人だったそうです。
しかし、「専業主夫になる」と言って結婚の1ヶ月後に仕事を唐突に辞めたそうです。
当然ながら収入は激減しましたが、旦那さんの金銭感覚は変わらない。
生活の出費が酷く、家計を管理出来ない。
あまり家事も出来ない。
結局、看護士の人が働きながら家計を支え、家事をする事になったそうです。
旦那さんは変わらずに優しかったのですが、いかんせんニート状態なので
「なんで私だけ苦労してるんだろう?」
と疲れ果てて離婚したそうです。
こういう失敗パターンがあるとは思いませんでした。
結婚に関する話は千差万別で、幸せな人や苦労した人の話は含蓄がありますね。
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