「雑記」創作物のヒーロー

雑談系記事
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私は創作物のヒーローが好きなんですが、好みがスゲー偏っています。

めちゃくちゃ強くて余裕で悪党に勝つとか、チート能力を持っているみたいなヒーローはそんなに好きではありません。

私は、そのヒーローが持つ信念や精神性に魅力を感じていて、死ぬほど苦労していて泥臭い方が好きです。

そして、彼らはスゲーカッコいい。

今回は、そんな感じの話です。

ロールシャッハ

ウォッチメンの世界では、ごく一部のヒーローを除けば超能力や怪力などを持たない「結構強い普通の人」がコスチュームを被ってヒーローをやっています。

相手は怪人や超人ではなく普通に犯罪者で、日本のヒーローと違って自警団のような感じです。

ロールシャッハもまた「結構強い普通の人」の1人です。

帽子とコート姿に「ロールシャッハテスト」の模様が書かれたマスクを着用している。

身長167cmだが、ロールシャッハの状態ではシークレットブーツを履いている。

潜入や捜索などの調査を得意とし、格闘戦になると犯罪者程度では相手にならない。

情報を得るために人を捕らえて、相手の指を折りながら尋問したりもする。

殺人容疑が2件、正当防衛の殺人容疑が5件あり、警察に追われている。

その正体は無職の中年男で、普段は「The End is Nigh」(終末は近い)と書かれた看板を持って街中を徘徊している。

食事はテキトーで、豆の缶と角砂糖しか食わない。

部屋の掃除をしないし、風呂にも入らない。

わりと下水道を通るが洗濯をしない。

暴力的かつ非情、しかし子供に対しては優しい面もある。

警察や犯罪者からは嫌われ、市民からは狂人と思われている。

ロールシャッハが「悪を裁くヒーロー」か「歪んだサイコキラー」かは、原作者も断定していません。

およそヒーローとは思えないキャラクターです。

そんなロールシャッハを象徴するセリフが

「絶対に妥協しない」

です。

私が思うロールシャッハの最大の魅力は意志の強さです。

頑なで拘りの強いロールシャッハは、政府がヒーロー活動を禁止した後も独自に活動を続けていた。

例え悲劇を迎えたとしても、ありとあらゆる状況において自分の意志を貫き通す。

確固たる「自分の正義」を持っていて、相手が神であろうと絶対に曲げない。

あらゆる困難、あらゆる憎悪、あらゆる侮蔑、あらゆる批判、あらゆる裏切り、あらゆる脅迫、あらゆる暴力…

それらに一切屈せず、自分の力によって自らの正義を体現する。

まさに「絶対に妥協しない」です。

正直、非常に歪んだ人物なので目標とすべきヒーローではないですね(笑)

しかし、不純な動機でヒーローになる人ばかりのウォッチメンの世界で、数少ない純粋な動機を持つ人物です。

そして、どんな障害があろうと一切の妥協を自分に許さず、自分の正義を貫く。

その意志の強さがスゲーカッコいいんですよ。

ゼブラーマン

ゼブラーマンは映画とコミックに分かれていて、それぞれが違う作品になっています。

共通する点は、主人公がコスプレをして夜な夜な街を徘徊する妻子持ちのオッサンという事です。

映画の方は特殊な能力を持つ怪人が敵ですが、コミックの方はコスプレをした猟奇犯罪者が敵になっています。

で、私はコミック版が好きなんですよ。

もともと「ゼブラーマン」は物語の中に登場する打ち切られたヒーロー番組です。

ヒーロー番組のゼブラーマンは小学校教師で、強靭な肉体も超能力も持たない普通の一般人。

ただ鍛えた体のみを駆使して子供達のために怪人と戦います。

主人公は幼少期からゼブラーマンの大ファンで、自前で衣装を作ってコスプレをする趣味がありました。

ある日の夜、河川敷で猟奇事件に遭遇。

ゼブラーマンの姿でオロオロしながらも解決した事から、一連の猟奇事件に巻き込まれていきます。

主人公の家庭は崩壊していて、家族の心はバラバラ。

主人公の担任するクラスは学級崩壊。

基本的には体力も甲斐性も無いダメなオッサンです。

しかし、一連の事件には家族や教え子も巻き込まれてしまいます。

自分に冷たく当たる家族や教え子を守るために、ボロボロになりながら猟奇犯罪者達と戦う。

ただ戦うのではなく、時には犯罪者達を諭し、その心も救おうとする。

そうして、家族との絆や教え子達の信頼を取り戻していく。

そんなヒーローがゼブラーマンなんですよ。

ヒーロー物と呼ぶにはあまりにも人間臭い物語で、主人公も頼りない。

しかし、幼少期に見たヒーローの姿を思い浮かべて、やりきれない現実と戦っていく姿がスゲーカッコいい。

ヒーローではなく、ヒーローになろうとする普通のオッサンの物語なんですよね。

無免ライダー

漫画「ワンパンマン」に登場するヒーローの1人です。

スゲー有名なキャラクターだと思います。

「ワンパンマン」ではヒーロー協会に所属するヒーロー達が怪人達と戦う世界になっています。

ヒーローには等級があり、S級~C級に分かれている。

A級以上のヒーローは人間離れしていますが、B級は強い普通の人間、C級に至ってはほぼ一般人といった感じです。

「ワンパンマン」の世界の怪人は並外れて強く、B級以下では太刀打ち出来ない相手が多い。

B級以下は犯罪者や弱い怪人がメインの相手になります。

無免ライダーはC級。

ひったくり犯を捕まえられる程度の強さです。

しかし、正義感と勇気に溢れ、好青年である事から市民の人気は高い。

そんなヒーローです。

ある時、A級やS級のヒーロー達が何人も倒されるほど圧倒的に強い怪人が現れます。

絶望する市民達に迫る怪人の前に立ちはだかる無免ライダー。

誰がどう見ても勝てない相手、生身の人間が戦車に挑むよりも酷い実力差。

当然ながら、軽くあしらわれただけでボロボロにされてしまいます。

しかし、後ろには大勢の市民。

懸命に立ち上がりながら言い放った言葉が上の画像です。

私はこのシーンで号泣しました(笑) 

無免ライダーは自分が弱い事、大して役に立たない事を分かっているんですよ。

それでもヒーローの使命として絶対に勝てない敵に立ち向かう。

そういう勇気と矜持を持ったヒーローなんですよね。

現実は非情で…結局はボコボコにされてしまいましたが、その精神性と行動はスゲーカッコいいと思っています。

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