興味への恐れ

哲学系記事
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「Universe25」と呼ばれるマウスの社会実験では、何不自由ない社会にも関わらず格差が生まれ、父性と母性の破壊によって引きこもり、ストーカー、LGBTなどが生まれ、生殖能力を失った社会は滅亡したそうです。

日本社会がスゲー似ているとの事で、都市伝説界隈では一時期盛り上がりました。

ただ、これは元になった論文があるかどうかも確認出来ないし、あったとしてもどれだけ精査されたのか、細かい条件設定がどこまでなのかが分からないので…まあ鵜呑みには出来ないです。

私は社会問題を元にして作られた創作ではないかなとも考えています。

ただ、言及されている問題は日本社会に存在していて、社会で戦う力と愛情の喪失は顕著に現れているんじゃないかなと思います。

その中で、私が注目するのは「興味への恐れ」です。

今回は、そんな感じの話です。

家族からの逃避

これ言うのは恥ずかしいんですが、私は家族に対する恐怖があるんですよ。

正確には家族という集団の1人になる事にですね。

散々説明してきましたが、私は実の家族とは絶縁状態ですし、過去の経験から家族に対する愛情は全くありません。

ただ、ショッピングモールなんかで楽しそうな親子連れを見ると幸せな気持ちになるので、家族という集団は好きなんだと思います。

しかし、仮にその家族に混ざるとなった時、マトモな家族の経験が無い故に不安なんですよ。

まあ、混ざる事自体は気合と柔軟性でどうにかなるかもしれませんが、一番の問題は子供が出来た時です。

前述の通り、私はマトモな親との経験が無い。

私に対する扱いの記憶は参考にならず、ゼロベースから子供と接しなければならない。

しかも、私は合理性寄りで情緒に弱い。

子供を育てるのに一番大切なのは愛情です。

これは綺麗事では無く、様々な研究や文献からも分かる歴とした事実です。

私のややこしい状況を見て貰えれば参考になると思いますが、親から子へきちんと愛情が伝えられなかった系統は途絶えやすいです。

愛情は主に継承する事で養われる能力なので、自力で養う事は可能であるものの難しいからです。

で、私は万が一にでも虐待や育児放棄をしてしまったら、間違いなく罪悪感から発狂します。

私にとって子供を育てる事は簡単に手を出せないものです。

まあ、そもそも私がヤベー奴でもあるので、結婚相手がまずいないというのが一番の問題です。

で、私の自衛隊時代の同僚達は家庭環境が最悪な奴も多くて、少なからず家族に対する憧れがありました。

しかし、愛情や情緒などの感情面が未熟で、ハードルが高い。

コミュニケーションが上手くいかず、数年で破局する人もいました。

当時の私も感情面が絶望的で、相手の情緒に上手く向き合えず、相手を苦しませて入籍前に破局しています。

今でも結構気にしている罪状の一つです。

この辺の経験から感情の大切さに気が付いて、情緒を伸ばすようになりました。

ただ、今でも家族を持つことは怖い。

これは家族を経験しないと乗り越えられないものです。

しかし、個人的な弱点の克服に人を巻き込むわけにもいかず、誰とでも結婚したいわけでもない。

そのため、自分の中でずっと放置されたままの弱点になっています。

憧れに手を伸ばすというのは怖い事なんですよね。

しかし、正解は無いから良いか悪いかは自分次第です。

恋愛や異性からの逃避

BL(男性同士の恋愛)を好む女性、百合(女性同士の恋愛)を好む男性って結構いるんですよ。

ただ、私にはその感覚が無いから、その人達の気持ちに全く共感出来なかった。

しかし、どういう心理なのかスゲー気になるので、めちゃくちゃ話を聞きまくりました。

皆が口を揃えて言うのは「尊い」という事です。

BLも百合も綺麗なもので、そこに異性が挟まる事は異物感があって好まない。

自分すらも関わらずに遠巻きに眺めていたいとの意見が多かったです。

…ここから話すのは、あくまで私の考察だという事を念頭に置いて下さい。

結構デリケートな話題で、人の心を踏み荒らしかねないから予防線を張っておきます。

また、馬鹿にしたり見下したいわけではなく、純粋にその心理を理解したい故の考察です。

さて、BLや百合を好む人達の話を聞く限り「恋愛」自体に対する興味は強いように感じています。

ただ、自分自身が恋愛をする事を好まない人が多いです。

様々な理由から、恋愛をする気が無くなったという人達ですね。

何かしらの事情があって現実の異性への不信感が強いとか、父性や母性的な目線で見ているという意見もありました。

ただ、その中で…何人かに掘り下げて聞いたところ変わった意見も返ってきました。

「遠巻きに眺めていたい」

「しかし、そこに異性が関わると嫉妬する」

というものです。

これは変わってるなと思いました。

自分と同性の登場人物に自己投影したり、感情移入して見るのは分かるんですよ。

大抵の少年マンガや少女マンガも似たような感じの構造ですからね。

しかし、自分と同性が登場するのが嫌だという事は、自己投影や感情移入をしたくないという事なのかなと考えます。

異性に対する興味はあるから、男性嫌悪や女性嫌悪というわけでもない。

そこでヒントになるのが「遠巻きに眺めていたい」という意見です。

要するに、その恋愛関係に関わりたくない。

もっと言うと、自分は恋愛を経験したくないわけです。

で、私はここに「恋愛に対する恐れ」と「異性との接触に対する恐れ」があるのではないかと推測します。

恋愛に対する恐れがあると、男女の恋愛に感情移入する事も辛くなる。

だから、感情移入しようのない異性と異性の恋愛を好む。

異性との接触に対する恐れがあると興味のある対象に近づかなくなりますが、興味はあるので遠巻きに眺めるだけになる。

しかし、興味のある対象に自分と同じ性の人物が近づくと嫉妬や不快感を覚える。

という事なのかなと。

で、これは私が童貞だった時も異性や恋愛が怖かったので、気持ちは分かるんですよね。

最初は、自分が誰かと恋愛なんて絶対に出来るはずがないと思っていました。

怖えーし。

ただ、若い頃は恋愛に対する興味があったから、無理を承知で興味に手を伸ばした。

初めて女の子とデートした時はゲロ吐くほど緊張しましたし、前日は不安から「行きたくねえ」、当日は恐怖から「帰りてえ」とずっと思ってました(笑) 

私も本来は前述の人達と同じような状態になるはずだったと思いますが、周りの勢いもあって向き合う事になったんですよ。

ただ、一回乗り越えると不安や恐怖よりも、幸せや楽しさを感じるようになりました。

だから、恋愛は本来なら良いものだと思っています。

恋愛や異性を避ける人は生育の過程で何かしらの問題があって、それによって極端に避けてしまっているのだと思います。

一番の原因は充分な接触を得られなかった事による「未知」ではないでしょうか?

恋愛に正解は無いから勝手が分からず不安で、異性をよく知らないから憧れだけでなく恐怖の対象でもある。

まあ、避けるのは仕方ない事だし、強制も出来ないと思っています。

ただ、個人的には恋愛を経験して欲しいと思っています。

心の成長やコミュニケーション能力の向上に大きく影響し、幸せや心の安定にも関わりますし…

何より、独身高齢者が増えるとシンプルに社会が衰退するからです。

まあ、相手を見つけるのも大変だし、時間を作るのも大変だし、金銭面でも余裕が必要ですし、リスクもあるし、何より私も偉そうに言える立場ではないですけどね。

「お前が言うな」と言われたら何も言い返せないです(笑)

それに、私の考察が正解というわけでもなく、私が分からない様々な理由からBLや百合が好きというのもあるでしょう。

だから、この話は「色々な人に恋愛を知って欲しい」という私の自分勝手な考察と願望です。

で、この話をなかなか書けなかった理由があって…

私にtwitterのDMでずーっと求愛してくる人達がいて、その人達を刺激しそうだからなんですよ。

下手な事をすると周りの人を攻撃するので、twitterでも関われる人が限られるからスゲー厄介です。

ただ、これは私がモテているわけではなく、その人達は私だけでなく色々な人にも求愛のDMを送っている事を知っています。

で、この人達は自分の目的が叶うなら誰でも良くて、相手を「人」ではなく「物」として見ているんですよね。

私はそういうのが嫌だから恋愛嫌いになったわけなので、その人達の相手をする気は無いとだけ伝えておきます。

興味

スゲー好きだとか応援したい人の事を「推し」と言います。
 
「推し」に会いたがる人は多く、中には住所すら特定する人もいるので、私は色々な形で身辺警護につく事がありました。

「推し」に積極的に会いたがる人がいる一方で、実は全く会いたがらない人もいます。

人によって「推し」に会う事は怖いものなんですよね。

崇敬の念が強いほど怖くなる。

だから、眺めているだけで良いという人も多いです。

これは交流の変化も関係していて、ネット上だけで完結する人間関係が当たり前になってきている事があると考えています。

「推し」はあくまでもネット上の推しという人もいるんですよ。

現実で「推し」に会ったとしても基本的にスルーする人が多いそうです。

まあ、相手の迷惑にならない距離の取り方は大事ですし、どちらかというとマナーでスルーをしている人も多いでしょう。

私も電車などで「推し」に気が付く事がありますが、普通にスルーしてます。

プライベートに干渉するのは迷惑になりますからね。

ただ、推しを避ける人の多くには根本的に「推し」に対する恐れもあるように思えます。

憧れの人物だからこそ、怖くて近寄れないわけです。

また、推しではなく単純に興味のある人がいても近寄ろうとしない人もいます。

例えば、職場で興味のある同僚に話しかけず、周りの人からその同僚の話を聞こうとする人。

不可解ですが、こういう人がたまにいるんですよ。

私自身も何度か経験があって、特に自衛隊時代の後輩が変わってました。

私に関する話をしたがる奴で、色々な人から私の話を集めて周りの人に話すそうです。

嫌われているわけでは無さそうなので、私からそいつに話しかけると…逃げられる。

しかし、試しに同僚にテキトーな話をすると、翌日にはそいつに内容が知られている。

別に私は有名人でもなく、職場のスターでもなく、ただの3等陸曹でした。

野良犬みたいな連中の1人に過ぎない。

だから、今一つ心理が分からないです。

個人的には

「直接聞けよ、アホか」

という感想です。

これも興味はあるけど関わりたくないという事なのかなと考えています。

憧れや畏敬、恋愛感情以外にも避ける理由があるのかもしれません。

昔に比べて関係の在り方は大分変わりましたね。

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